ソチオリンピックのフィギュアスケート女子シングル
浅田真央選手(体育学部4年)が6位入賞
村上佳菜子選手(スポーツ科学部1年)は12位と健闘

 ソチオリンピックのフィギュアスケート女子シングルで、本学の浅田真央選手(体育学部4年)が6位入賞、村上佳菜子選手(スポーツ科学部1年)は12位と健闘した。

 浅田選手はショートプログラム(SP)55.51点で16位と出遅れたが、フリーではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど、自己最高の142.71点をマークし、合計198.22点の6位まで順位を上げた。試合後のインタビューで「ショートでは悔しい思いをしたが、フリーではこの4年間やってきたことができた。支えてくださったたくさんの方に恩返しができたと思う」とほっとした表情で話した。浅田選手はバンクーバーオリンピックの銀メダリストで、オリンピック出場は2回目。

 初出場の村上選手は、自己ベストには届かなかったものの170.98点(SP55.60点、フリー115.38点)で12位に入った。「オリンピックという大舞台に、気持ちが負けてしまった。将来は、観客を魅了するスケーターになりたい」と貴重な体験を糧に、ステップアップを誓った。

ソチオリンピック応援会 ソチオリンピック応援会

 

 浅田選手、村上選手の応援会が2月21日、午前1時から中京大学豊田キャンパスで開かれ、深夜にも関わらず、360人の学生・教職員が駆け付けた。

 前日のショートプログラムで15、16位と出遅れ、巻き返しも厳しいと評される中、「最後まであきらめずに、ベストを尽くしてほしい」と精一杯の声援が送られた。両選手ともフリーの演技で順位を上げると、惜しみない拍手が会場内に響いた。

2014/02/21

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