中京大学と岐阜薬科大学が連携・協力協定を締結
全国初となるMBAと薬学のダブルディグリー(複数学位取得)制度

中京大学と岐阜薬科大学が連携・協力協定を締結

 

 中京大学と岐阜薬科大学は、全国初となるMBA(経営管理学修士)と博士(薬学・薬科学)のダブルディグリー(複数学位取得)制度に関する協定を締結し、1月6日、本学名古屋キャンパスで調印式を行った。国際的な視野に立ち、医薬の研究と医薬業界の経営に実力を発揮できる人材の育成に向け、2014年度より連携・協力していく。

 対象となる学生は、岐阜薬科大学大学院薬学研究科博士課程の在籍者。本学大学院ビジネス・イノベーション研究科修士課程にも入学し、両大学院の学生として学習・研究に取り組むことでダブルディグリーが可能となる。両大学院の入学試験に合格し、並行して両大学院の学習・研究を行うことになるため、学生の強い意志と他の大学院生以上の努力が要求される。

 調印式後、北川薫・本学学長は「ビジネス・マネジメントは、専門性の高い分野でも必要とされている。今回の連携・協力協定をきっかけに、他の分野も含め、展開していきたい」と挨拶。勝野眞吾・岐阜薬科大学学長は「MBA取得を目指す社会人と本学の薬学のエキスパートを目指す学生が交流できることは意義が大きい。異質の学生が交わる新しい大学院への取り組みとしていきたい」と抱負を述べた。

≪連携により期待される成果≫

(1)医薬品の開発・流通および医薬品産業の経営分野において、薬学と経営管理学のダブルディグリー(薬学博士PhD及び管理経営学修士MBA)を持つ専門人材の育成

(2)日本の医薬品産業のグローバル展開への道標の提示

(3)博士課程在籍学生と社会人学生の協働・協学による新しい実践的学習モデルの提示

岐阜薬科大学ホームページでも紹介されています。

 

2014/01/06

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