本学入試説明会に高校教員ら170人
電波暗室など工学部実験棟も見学

熱心に話を聞く参加者

 高校教員らを対象に中京大学の魅力を知ってもらおうと5月30日、31日、入試説明会が名古屋キャンパスで開かれ、2日間で延べ約170人が参加した。説明会は今後も6月5日に豊田キャンパス、7日に四日市市、10日に岐阜市と各地で行われる。

卒業生の実例をあげる松尾部長
卒業生の実例をあげる松尾部長

 参加者は総合政策学部の政策形成論などの授業や、工学部のロボットを使った基礎実験の様子を見学した後、ヤマテホールで松尾入試センター部長から本学の教育研究活動の特徴についての説明を受けた。

 松尾部長は11学部を擁する総合大学として文系・理系学部の教員や学生の交流の機会が増え、「知の拠点」としての魅力が増したことや、国家総合職など公務員試験の合格者を多数輩出している資格対策講座の充実ぶりなど8つのコンセプトを示した。また、就職対策に関しても、大手自動車メーカーや金融機関など、卒業生の進路について実例をあげて紹介、「皆さんの大切な生徒さんをしっかりと育て、社会に送り出していきたい」と呼び掛けた。

 来春、文学部に新設される歴史文化学科や国際英語キャリア専攻、英語圏文化専攻、国際学専攻と3専攻制が採用される国際英語学部など、2014年度入試の変更点の案内も行われ、教員らはスライド画面を見ながら熱心にメモを取ったり、説明会後の個別相談会で詳しい内容を質問したりしていた。

電波暗室の説明をする井口先生
電波暗室の説明をする井口先生

 キャンパス内の見学会も開かれ、参加者たちは今春、名古屋キャンパスに誕生した図書館・学術棟を見学、さらに井口工学部長の案内で工学部実験棟に入り、強力な電波を遮断して外部への発信を防ぐ「電波暗室」や障害物を避けて動くロボット操作をする学生たちの様子を興味深そうに見入っていた。

2013/06/03

  • 記事を共有