白根日本FP協会理事長「将来設計にも役立てて」
本学資格センター主催「2級ファイナンシャルプランナー(AFP)技能士講座」説明会

「2級ファイナンシャルプランナー(AFP)技能士講座」説明会

 資格センターが主催する2級ファイナンシャルプランナー(AFP)技能士講座の開講説明会が4月15日、554教室で行われ、約100人が参加した。当日は、資格取得を目指す学生にエールを送ろうと、日本FP協会の白根壽晴理事長が訪れた。

 白根理事長は、日本の人口減少や国際収支の黒字が貿易から投資に移っていることに触れ、「FPの知識は金融だけでなく、不動産などほかの業界にも必要な知識。どんな分野に進むにしろ役に立つ」と語った。本学では、将来設計に即した資金計画やアドバイスを行うAFPの資格講座に加え、金融業界でも幹部クラスが取得を目指す上級資格のCFP講座も開講しており、白根理事長は、「皆さんの先輩のように、大学院レベルと言われるCFP資格にも是非チャレンジして」と呼びかけた。

 国際教養学部3年の鈴木杏さんは「インフレをはじめ、日本の経済について初めて知ることが多かった。税金や預貯金など、自分の身近な生活にも活かせるので、受講を決めた」と話し、総合政策学部2年の西田竣哉さんも「難しい資格だと思うが、銀行などの金融業界を目指しているので、将来のためにぜひ取りたい」と意気込んでいた。

 同講座は、一昨年まで年2回だったが、人気が高まり受講生が増えてきたため、2012年度から年3回開講している。CFP講座についても、2013年度から受講料を6科目で2万4000円引き下げることで、より多くの学生の資格取得を応援する。 

2013/04/19

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