お詫び 元職員による多額着服事件について

2010年 9月22日


元職員による多額着服事件
お詫びと事件の概要について


中京大学 学長
北川 薫



中京大学において、重大な不祥事がありましたので、学生の皆さん、保護者の皆さん、市民の皆さんに、心よりお詫び申し上げますとともに、事件の概要をご説明させていただきます。


本日、一部の新聞で報道されましたが、本学の資格センターの責任者を長年務め、この5月に退職しました元職員が、昨年度までの過去10年間にわたって、本来、大学の収入となるべきお金(受講生が払ったテキスト代金)計2億4千万円余を自らの個人名義の銀行口座に入れて着服し、大学に損害をもたらしました。職員はこれまでに1億3千5百万円余を返済し、残額についても今後の返済を約束していますが、このような不祥事を長年にわたって見逃してきた大学の責任は極めて重く、責任を痛感しております。

学生の皆さん、保護者の皆さん、市民の皆さん、誠に申し訳ありませんでした。心よりお詫びを申し上げます。

このような不祥事が二度と起きないよう、教職員の全員が、教育に携わる者としての自覚を新たにしております。今回のことを大きな教訓として、大学資金の流れ及び管理、予算執行の体制等について、内部統制及びチェック機能等の観点も含めて総点検し、不祥事が発生しない組織・管理体制の再構築に全力で努めてまいりますことをお約束いたします。






2010/09/22

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