バンクーバー五輪女子フィギュア、浅田真央選手(体育1)銀メダル、安藤美姫選手(体育4)5位

 バンクーバー冬季五輪第14日の2月25日(日本時間26日)、フィギュアスケート女子のフリーが行われ、本学体育学部1年の浅田真央選手と同4年の安藤美姫選手(トヨタ自動車)が出場。ショートプログラム(SP)2位で22番目に滑走した浅田選手はフリーでも素晴らしい演技を見せ、銀メダルを獲得した。安藤選手も5位に入賞した。
 浅田選手の銀メダルは、1992年アルベールビル五輪の伊藤みどり選手(銀メダル)、2006年トリノ五輪の荒川静香選手(金メダル)に次いで、日本の五輪フィギュアスケート女子3個目。


 浅田選手は、SPの好調さをフリーでも序盤維持し、五輪の女子フリーでは初めてとなるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度成功。途中着氷ミスなどもあったが、自己最高の合計205.50をマークした。優勝は歴代世界最高228.56の金妍児選手(韓国)だった。
 安藤選手は20番目に滑走。ほぼノーミスでジャンプを決め、華麗にクレオパトラを演じきって、合計188.86を出した。


 浅田、安藤両選手が通う豊田キャンパスでは、4号館411教室で応援会が催され、学生、教職員、キャンパス周辺の人たち、フィギュアスケート関係者ら800人が、大型スクリーンに映し出されるテレビ中継を観戦しながら、声援を送った。浅田選手や安藤選手がジャンプを決めると、一段と大きな歓声が沸き上がり、浅田選手の銀メダルが決定した瞬間には、チアスティックを打ち鳴らす音と歓声で会場の雰囲気は頂点に達した。



応援、ありがとうございました。


2010/02/26

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