現代社会学部の学生が中日ドラゴンズ球団に報告
社会調査「名古屋におけるプロ野球文化」

p033.jpg  現代社会学部の3、4年次の専門科目「調査研究法」を履修している学生の代表12人が1月31日、「名古屋におけるプロ野球文化」のテーマで調査・分析した結果を、中日ドラゴンズ球団事務所職員に報告した。
  同テーマで調査し、球団事務所に報告したのは今年で2回目。学生たちは昨年の反省点を踏まえ、明確で、説得力のある内容に仕上げた分析結果と提案内容をプレゼンテーションした。「女性向けや日用品など、グッズの多様化を図る」「OB選手との交流会等、野球を通じた人のつながりを大切にする」など、いくつかの提案をした。
p034.jpg  小宮寛治・中日ドラゴンズ取締役営業担当から「学術的な調査結果にとどまらず、人のつながりになど着目した発想は大変参考になった」と講評を得た。発表した学生は「緊張したが、充実感があった」「調査技術が身についた。他の問題解決にも役立てたい」と話していた。
  調査はナゴヤドームの観客1,580人(6/23中日対ソフトバンク戦、7/5中日対広島戦)に対し、ドラゴンズファンのイメージや応援グッズについてなど、19項目に及ぶアンケートをインタビュー方式で実施。同学部生の有志約80人の協力のもとに行われた。

2008/02/09

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