ビジネス・イノベーション研究科と豊川信用金庫
産学連携の協定書を交換

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協定書を交換する北川薫学長(左)と日比嘉男豊川信用金庫理事長(右)(名古屋キャンパスで)

  本学大学院ビジネス・イノベーション研究科と豊川信用金庫(本店・愛知県豊川市)は、10月25日、「教育研究の振興及び産学連携の推進に関する協定」を締結した。
  ビジネス・イノベーション研究科は、中小企業診断士を養成する初の民間機関として2006年度に経済産業省の認定を受け、今年度、中小企業診断士コースを増設。社会人の院生12人が同コースで中小企業診断士を目指して学んでいる。
  豊川信用金庫は中小企業診断協会愛知県支部と協力して無料企業診断サービスに力を入れているため、院生の企業実習への協力要請と、研究科の研究成果の還元を目的に、協定書を交わした。院生は経験豊かな中小企業診断士の指導員とともに企業を訪れ、現状分析、問題点の指摘、改善策提案などの企業診断を行う。
  協定書は、地域企業の経営支援のための教育研究の推進、企業の発展に関する共同研究の推進など4項目を目的に挙げており、同研究科と豊川信用金庫は当面、企業診断を中心に産学連携を進めていく。

2007/10/25

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