北澤正啓元学長が逝去

kitazawa.jpg  元学長の北澤正啓(きたざわ・まさひろ)名誉教授が、9月21日午前8時6分、逝去されました。82歳でした。
  葬儀・告別式は9月25日、名古屋市内の斎場で教育、法曹各界関係者や教え子ら多くの弔問客が参列して営まれ、梅村清弘総長・理事長ら本学園や名古屋大学、愛知県弁護士会の代表ら4氏が弔辞を述べました。
  北澤元学長は、1925年1月長野県駒ヶ根市生まれ。東京帝国大学法学部卒業、同大学大学院特別研究生(商法専攻)を経て、名古屋大学法学部教授、法学部長を歴任、1988年同大学を定年退職して中京大学法学部教授となり、1989年4月~1991年3月法学部長、1992年4月、第5代学長に就任し、2000年3月まで2期8年間務められ、本学の教育、研究の発展に多大な貢献をされました。
  専門は会社法。日本私法学会理事、経済法学会理事、日本海法学会理事、日米法学会評議員などの学会要職とともに、司法試験(第2次試験)考査委員などの公職を務められ、法制審議会商法部会委員として会社法改正に参画するなど会社法の第一人者として活躍されました。法学博士。
  2002年春の叙勲で、教育研究功労で勲二等瑞宝章を受章されました。
  著書に「株式会社法研究」(有斐閣)、「会社法(第4版)」(青林書院)、「改正株式会社法解説」(税務経理協会)、「会社法改正試案解説」(税務経理協会)、「株式会社法研究II」(有斐閣)など多数があります。


中京大学
広報部

2007/09/26

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