2006年度公務員試験合格者大きく伸びる
国家 I 種1人、同II種21人、国税専門官14人、地方上級9人

  2006年度公務員試験の結果がほぼ出揃い、本学は国家公務員 I 種に現役学生が合格したのを始め、国家公務員II種、国税専門官、地方上級公務員各試験の合格者数をいずれも大きく伸ばした。
  国家公務員 I 種(法律職)には心理学部4年生が合格。国家公務員II種(いずれも行政職)には21人(人事院発表数)が合格し、前年の13人から8人増やした。
  国税専門官には現役14人(前年3人)が合格し、初めて10人の大台を超えた。
  地方上級公務員試験(いずれも行政職)の現役合格者も前年の6人から9人へと増えた。内訳は愛知県5人、岐阜県2人、名古屋市、福岡市各1人。
  本学は公務員試験や各種の国家試験対策のため、今年4月、事務局に資格センターを設置した。資格センターは「意欲ある学生が増えている。試験対策をさらに充実させたい」としている。

  心理学部生が合格した国家公務員 I 種(法律職)の全国の受験者は7,732人。合格者は476人、競争率16.2倍だった。行政職、経済職を含め、東海・北陸8県では5大学が I 種試験の合格者を出したが、私立は本学だけだった。
  21人が合格した国家公務員II種の全国の受験者は47,709人、合格者は3,989人。受験者数は10年ほど前とそれほど変わっていないが、合格者数はほぼ半減しており、「難易度は2倍になった」(資格センター)中での合格者大幅増。
  国税専門官は、志望学生が年々増えている職種。前年の3人から14人へと一挙に5倍近く増やした。
  地方上級公務員の合格者数も大きく飛躍。愛知県には過去最多の5人が合格した。同県行政職の合格者は37人、本学はその13.5%を占めた。

2006/10/06

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