陸上競技場、リニューアルオープン
記念セレモニーも行われる

  陸上競技部員やOB・OGの練習、授業などで使用され、傷みの目立つようになった梅村陸上競技場(豊田キャンパス)の2カ月間にわたる改修工事が終わり、10月7日、立派に生まれ変わった競技場でリニューアル記念のオープンセレモニーが行われた。
2006_p016.jpg   セレモニーでは、本学ダンス部により、完成を祝して「歓喜の舞」が演じられ、走り初め式には学長の小川英次先生や理事長代理の梅村清英先生らが学生とともに走り、新しい競技場の感触を確かめた(写真)。 また、オリンピック選手の室伏広治選手、妹の由佳選手、中田有紀選手がそれぞれハンマー投げ、円盤投げ、60mハードルを披露し、会場を大いに沸かせた。 また、今年度全日本インカレで優勝した松本明日美選手(体育4・瀬戸)と江島成美選手(体育1・熊本西)も走り高跳びと円盤投げを披露した。

  梅村陸上競技場は1970年(昭和45年)のオープン。長年使用すると走路の表層部分が剥離するなどして支障が出るため、補修している。今回は1998年以来8年ぶりの補修。走路部分はこれまでのシート工法「スーパーX」から補修などの管理がよりしやすい「二液混合型ウレタン舗装」に変わった。この工法は、現場で硬化剤とウレタンの2種類の液を混ぜ合わせて、コンクリートの上に流し込む方法で行われた。ウレタン部分は厚さ14mmあるが、2mm程の厚さで何層にも分けて流し込まれた。下地部分にはアスファルトの舗装工事もしている。
  バックストレート側には新しく写真判定器具が導入され、風の向きによってスタートの位置を変えることができるようになった。今後、選手の成績に大いに期待がもてそうである。

(陸上競技部)

2006/10/10

  • 記事を共有