日比野省三社会学部教授が国際協力機構理事長表彰受ける
途上国の中小企業開発政策立案者育成などに貢献

  独立行政法人・国際協力機構の第3回理事長表彰受賞者に日比野省三社会学部教授が選ばれ、10月2日、緒方貞子理事長から感謝状が授与された。
  国際協力事業に長年にわたって貢献・協力し、途上国の発展に寄与した個人・団体に贈られる賞。今年度は個人20人、団体9が選ばれた。

  日比野教授は、南アフリカ、中近東、中国、インドネシア、ケニア、カリブ諸国などの社会開発、特に中小企業開発政策立案や物流近代化の分野で、立案者の教育訓練や現地指導などに尽力。諺としても言われる「魚を与えるな。魚の釣り方を教えよ」を基本とした、現地の人たちが自ら考え、政策立案能力をつける指導が評価された。

2006/10/16

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