近藤秀樹さん(情報科学博士3)が天才プログラマー/スーパークリエータ
経済産業省、情報処理推進機構から認定される

  情報科学研究科博士課程3年の近藤秀樹さんが10月10日、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構の認定する天才プログラマー/スーパークリエータに選ばれた。
  天才プログラマー/スーパークリエータは、ソフトウェア関連分野で有能な人材の発掘・育成を目的に情報処理推進機構が実施している未踏ソフトウェア創造事業の採択者から選出。今回、2005年度下期の採択者の中から、特に成果の上がっている12人が認定された。

  近藤さんの新しく開発した記録システム『ねころがー』が、2004・2005年度と2期連続で同事業に採択された。『ねころがー』は、一度はできたのに忘れてしまった操作方法を、記憶を辿るように呼び出していく記録システム。近藤さんは採択された2004年12月から、同事業プロジェクトマネージャーの中島秀之さん(公立はこだて未来大学学長)の指導のもとで、「履歴の高度利用のための3次元GUIベースの情報環境の開発」をテーマに改良を重ね、より機能的なソフトにした。
  近藤さんは、「まずは一般公開できるソフトに仕上げたい。そして多くの方に利用してもらいたい」と今後の抱負を語った。

  ※天才プログラマー/スーパークリエータ認定についての詳細は、経済産業省、情報処理推進機構のホームページへ
  http://www.meti.go.jp/press/20061010003/20061010003.html
  http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2005mito2/creator.html

2006/10/31

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