「現代社会学部」2007年度開設へ
文部科学省に届け出書類を提出

  本学は、現在ある社会学部を改組し、2007年4月に「現代社会学部」を開設するため、文部科学省に届け出書類を提出した。
  現代社会学部への改組は、加速度的に複雑・多様化が進む現代社会の諸問題に、より実践的・主体的にアプローチすることを狙いとしている。少子・高齢化、グローバル化、高度情報化などの進行で社会各層、各方面に様々な問題が生じているため、現代社会学部ではそうした諸問題に正面から向き合い、解決のための分析、提案ができる人材を育成する。

  市民、公共性、ボランティアを学部のキーコンセプト(共通概念)として基幹科目群を設け、(1)環境とまちづくり(2)共生と福祉(3)教育・家族とライフコース(4)心のケアとサポート(5)メディア表現(6)グローバル化と文化――の6領域を中心に教育を行う。具体的課題に直截的に対応できる人材を育てるため、フィールドワークや現場体験、プレゼンテーションを教育の核に据えて、実践系の科目群を中心にカリキュラムを編成する。

  学科は現代社会学科の1学科。設置は豊田キャンパス。入学定員は255人。社会学部は今年度で学生募集を停止する。

2006/06/14

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