総合政策学部坂田隆文ゼミ生が中部経済同友会「教育を考え行動する委員会」の活動に参加

 総合政策学部坂田隆文ゼミの学生4人は11月29日、中部経済同友会「教育を考え行動する委員会」の活動の一環である「若者と経営者とのDialogue」に参加しました。
 この委員会は、神野重行さん(三重産業株式会社 代表取締役)を委員長、鎌田敏行さん(株式会社サガミホールディングス 取締役会長兼CEO)、九鬼綾子さん(ミックインターナショナル株式会社 代表取締役)、佐久真一さん(株式会社河合電器製作所 代表取締役社長)、橋本渉さん(シーキューブ株式会社 相談役)を副委員長とした委員会で、「感応豊かな人材」の育成を目指した活動を行っています。

 今回のダイアローグは、①若者に経営者との対話を通じて「新たな視点」「将来を真剣に考えるきっかけ」「自ら未来を切り拓く勇気」を持ってもらう、②経営者に若者の考えを学び、「若者が将来に希望をもてる社会の実現」に向けて今、何をすべきか考える、という経営者と学生の双方にとっての学びの場として位置づけられています。11月29日の会では河合電器製作所にて同社佐久社長と坂田ゼミ生との間で「常に新しいことに興味や好奇心を持つことの大切さとそのためのマインドの持ち方」というテーマで座談会形式での対話が行われました。

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 学生たちは日ごろのゼミ活動や講義、アルバイトなどの経験を通してどのように好奇心をもつようにしているかを90分間活発に発言し、河合電器製作所佐久社長がそれに対して経営者の観点から意見を伝えるという場になりました。また、ダイアローグを終えてから神野代表取締役、鎌田会長、橋本相談役からダイアローグに対する意見が述べられ、次回以降の活動方針が検討されました。

【参加した学生のコメント】

■社会には方程式が無い
 このプログラムでは、興味や好奇心を持つことの大切さを軸に議論し、改めて他人に興味や好奇心を抱かせることは非常に難しいということを学びました。
 私はサークルに所属する1年生の参加率が低いことについて話をしました。サークルの楽しさをぜひ知ってもらいたいと思っていますが、佐久社長も自社の従業員に「業務に対して興味や好奇心を持って取り組んでもらいたい」とお話され、とても共感しました。
 佐久社長の「社会には方程式が無い」という言葉が印象的でしたが、まさにこの問題に当てはまると感じ、いろいろな方法を試していこうと思いました。

総合政策学部3年 中村理沙


■捉え方を変える
 座談会では興味や好奇心を持つことがいかに大切であるか、改めて考える良い機会となりました。どれも新しい学びになることばかりでしたが、中でも印象に残っているのが「与えられたことだけでは飽きてしまうため、捉え方を変え、自ら面白さをつくり出すことが大切である」という佐久社長のお言葉です。捉え方を変えれば、興味のないことでも興味が持てるようになったり、好奇心を持つきっかけにつながるため、私もそのような考え方を大切にしていきたいと思いました。
 経営者の方々と議論させていただくのは初めての経験でしたが、この会を通して価値観や考え方は人それぞれであることが実感できとても勉強になりました。今回学んだことを活かしてこれからも活動していきたいと思います。

総合政策学部2年 上久保百華



【関連サイト】

坂田隆文ゼミ(http://www.sakataseminar.jp/
中部経済同友会(https://www.cace.jp/
株式会社河合電器製作所(https://www.kawaidenki.co.jp/

2021/12/03

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