総合政策学部坂田隆文ゼミ
中日ドラゴンズに対してファン拡大のための施策提案発表会を実施
総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文教授)は8月24日、中日ドラゴンズの広報部長及び広報課長を招いて、「中日ドラゴンズが名古屋市民にもっと親しみをもってもらうにはどうすれば良いか」というテーマで、ファン拡大のための施策提案を行いました。これは坂田ゼミが半年近くかけて取り組んできました。ゼミ生が4つのチームに分かれ、質疑も含めて2時間以上かけて報告会を行いました。
4つの提案に対して球団側からは「腹落ちしてスッと入ってくる提案だった」「着眼点が面白い」「非常に参考になる話が聞けた」といった感想が寄せられました。学生たちは、リアルなビジネスの現場での考え方を学ぶ機会となりました。
学生が発表する様子
学生発表資料
学生のコメント
チームを引っ張る責任
私のチームは、2年生が主体となり、3年生からサポートを受ける形で取り組みました。自分の頭で考えて動くことを意識しましたが、相談したいときに適切に伝えられないなど、逆にチームの足を引っ張ってしまいました。先輩たちに頼ってばかりでなく、自分がチームを引っ張っていけるようにさらに学びを加速させます。
2年 石田華奈
実践の価値
私たちのチームは「初心者でも楽しめる野球観戦」という内容で提案しました。アイデアを固めていく中で、先生から「アイデアを実際に試してみたらどうか」とのアドバイスを受けました。実践したところ効果を実感することができ、提案への自信に繋がりました。机上で考えるだけでなく、実際にやってみることの重要性を強く感じました。
3年 小金丸未来
納得いくまで頑張り続ける大切さ
この活動におけるターゲットは、まさに私たちに当てはまるものでした。そこで、私たちの実感を活かして提案しました。自分たちの実感は確実にあるものの、相手に理解してもらうための根拠がない点で苦戦しました。実際にドームやドラゴンズショップに足を運び、提案のためのヒントを探しました。時には辛いと感じることもありましたが、発表後の達成感はその分大きかったです。
3年 長島真帆