総合政策学部坂田隆文教授の必修講義「経営学概論」にて株式会社ワーク・ライフバランス「ワーク・ライフバランスコンサルタント」を招いた講義を実施

 総合政策学部の必修講義「経営学概論」(担当:坂田隆文教授)で10月1日、株式会社ワーク・ライフバランスのワーク・ライフバランスコンサルタントである原わか奈さんを招いた講義がオンラインで実施されました。これは原さんが本学卒業生(2008年卒業)という縁で行われた企画で、当日は260名の受講生に対して「『働く』ということはどういうことか? ~社会に出る前に知っておくべき3つの教訓~」というテーマで75分の講義が行われました。
 講演は、現代社会が抱える課題の説明や働くうえでの価値観の変化といった、学生にとって有益な話題が盛り込まれたうえに、受講生一人ひとりが「社会に出てからの働き方」を考える時間も設けられました。また、大学生が「いまだからこそできること」に関する社会人・卒業生ならではの話も盛り沢山であり、チャットでの質問は講義時間中に終えられないほどの盛況ぶりでした。
 原さんの「人生の長距離選手になるために」というメッセージ性の強い講演を聞いた学生たちからは、「大学の座学だけで学べないリアルな社会の姿を知ることができた」、「自分の10年後、50年後についても考えさせられた」など、多くの好意的な意見が寄せられました。

(掲載用)1.受講生へのメッセージ.png

(掲載用)2.イノベーション創出概念図.png

(掲載用)3.原氏の現職での活躍の様子.png

(掲載用)4.原氏プロフィール.png

■ 転職できる力を身につける為に
 私は今まで転職に対してあまり良いイメージを持っていなかったのですが、今回お話ししてくださった原さんがやりがいやスキルアップを求めて転職されているとお聞きして転職自体が悪いものではないのだと学ぶ事ができました。また、原さんは育児休暇をブランクと考えず、キャリアアップのために子育てしながら活動を行っていたとお聞きして、今私が限られた大学生活で無駄な時間を過ごしていないかスケジュール管理を見直すきっかけともなりました。
 転職できる力、転職先でもやっていける力を身につける為にも、今後自分にとって必要なものかどうかを取捨選択する事や時間を有効活用する事を意識して、残りの大学生活で頑張れることに全力で取り組みたいと思います。

 (総合政策学部 瀬上ななみ)

■ 有限な時間を密度濃く過ごすために
 今回の講義を通して、自分の将来に向けての努力は目標を明確に立てて進めるべきであると学びました。
 私は大学生になるまで、様々なことに興味を持ち、特に将来のことも考えずやってみたいと思ったことを無我夢中で頑張るということが多かった気がします。その中で失敗や成功を通して自分にとっての正解を見つけていけばいいのだと考えてしまっていました。しかし、今回の講義の中で「時間は有限である」ということを改めて実感しました。その限られた時間の中で自分にとって譲れないものは何か、優先順位をつけて取り組むということが自分にとっての正解に繋がっていくと分かりました。
 何歳の時にも密度の濃い、かっこいい時間を過ごしている先輩の話を聞くことができ、自分が今するべきことは何かを考え直す良いきっかけになりました。将来の自分が今までやってきたことに誇りを持って人に話すことができるよう意識して大学生活を送ります。

 (総合政策学部 長島真帆)

■ 大学生活でやるべきこと
 私は今回の講義を聞いて、自分の考え方を見直すことができ、これからの大学生活で身につけるべき能力を見つけることができました。
 私はいつもやりたいことが多く、どれも中途半端になっています。それは、能力もないのに手を伸ばしてしまっているからだと気づきました。そして私は中学生の頃から、原さんと同じように、やりたいことをやるために睡眠時間を削っていました。非効率で時間がかかるとしても、それ以外の方法が浮かばなかったからです。
 効率的に短時間で終わらせることができる能力があれば、他のやりたいことに使える時間が確保できます。私はその能力を大学生活で身につけたいと思いました。効率的に行動ができる方法を考え、タイムスケジュールや、やることリストなどを作ることで、やることの優先順位を付けられるようにしていきます。やりたいことを残さずやるために、頑張ります。

(総合政策学部 日比希彩)

■ 幅広い分野への挑戦
 今回、実際に社会で活躍する先輩にお話を聞く機会をいただき、目の前のことだけを意識して過ごしている今の私の過ごし方を変えていくべきだと強く感じました。
 先輩は、自分とは違う環境に置かれている人の意見を聞くことで新しい考え方が生まれ、斬新な発想に繋がるとおっしゃっていました。その新しい考えを取り入れて知識を増やすことで自分に余裕が生まれ、それによって「相手の意見に違和感を覚えた際に、自分の意見を出す」という社会人として重要な能力に繋がるのだと納得しました。
 このような自分の過ごし方を変える機会を与えてくださったことの感謝の気持ちを忘れずに、大学生活は幅広い分野に挑戦していきます。

(総合政策学部 山口真凜)

■ サードプレイスから得られるもの  
 私は、講義の中で原さんがおっしゃっていた自組織の違和感には積極的に提言すべきだという話と、サードプレイスを大切にするべきだという教訓が心に刺さりました。今までの私の生活を振り返ると、周りがやっていることや上の立場の人が言ったことに流されて、深く考えることなくただ漫然と毎日を送っていたように感じます。
 しかし、大学生活をより充実させるためには、興味関心を持ったことに、とことんチャレンジして、疑問や違和感を持ったことを追求することが大切だと知りました。
 今後は大学生という貴重な時間を無駄にしないように一日一日を大切に過ごして、将来は原さんのように社会で活躍できる人になりたいです。

(総合政策学部 久保さくら)

関連サイト
(株)ワーク・ライフバランスHP(https://work-life-b.co.jp/
原わか奈さん プロフィール(https://work-life-b.co.jp/profile/wakana_hara.html
前回の講演の様子(https://www.chukyo-u.ac.jp/achievement/news/2020/07/018606.html

2021/10/05

  • 記事を共有