第6回法学部ゼミ対抗プレゼンテーション大会を開催

 2018年12月19日(水)、清明ホールにて法学部のゼミがプレゼンテーションを作成し発表する、第6回中京大学法学部ゼミ対抗プレゼンテーション大会が開催されました。6年目となった本大会も、深い知識や論理性が問われる研究報告部門と、法学を知らない人にも分かりやすく研究内容を伝えるパフォーマンス部門に分かれ、9ゼミが参加しました。大会では各ゼミが1年間かけて準備したプレゼンテーションを行い、本年度も非常にレベルの高い大会となりました。両部門とも教員による審査が行われ、ご好評のうちに閉会となりました。

(研究報告部門)

 研究報告部門では深い知識や論理性が問われるため、各ゼミが近年の話題を踏まえつつ、細かいところまで調べ上げ、鋭く分析していました。その中で、サイバー攻撃や個人情報流出などの問題から、それらを未然に防ぐCyber Intelligenceをテーマにイギリスとの比較を用いながら日本の課題とその解決策を提示した古川ゼミ4年が優勝しました。

【優勝】古川ゼミ4年「Cyber Intelligence ~日本におけるプライバシーと安全の確保に向けて~」

【準優勝】小坂田ゼミ「言語を巡る問題」

【3位入賞】小嶋ゼミ「海賊版サイト対策に対するブロッキングの是非」

【その他】京ゼミ「世界遺産の落とし穴」、古川ゼミ3年「東京オリンピックのテロ対応」(順不同)

(パフォーマンス部門)

 パフォーマンス部門では各ゼミが観客を惹きつけるプレゼンを行い、難しい研究内容を上手く伝えられる工夫が随所に見られました。その中で、災害時の出勤問題について劇を用いながら観客に労働現場の状況を伝え、日本の課題や解決策を提示した柴田ゼミ4年が優勝しました。

【優勝】柴田ゼミ4年「学生の知らない世界 〜災害時の出勤〜」

【準優勝】土井ゼミ「DOI NEWS 〜法哲学を用いたギャンブル特集〜」

【3位入賞】柴田ゼミ3年「ボーっと生きてんじゃねぇよ! ~技能実習制度編~」

【その他】矢切ゼミ「矢切ステーション」

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                  当日のプレゼンテーションの様子

 また、本大会を開催するにあたって、審査員を務めてくださった先生方、ご協力していただいた「法学部の将来を考え支える会」の京俊介准教授と土井崇弘教授、そして中京大学法学部改革向上学生委員会(Claris)のプレゼン大会部門の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 今後も学生が学習の成果を発表し、切磋琢磨、成長できる場としてプレゼンテーション大会が発展していくことを祈念しています。

 法学部ゼミ対抗プレゼンテーション大会研究報告部門幹事長 古川ゼミ4年 濱口聖人

2019/02/07

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