東京海上日動火災保険(株)の寄付講座「経済学特殊講義III」
経済学部3年生18人がリスク調査実習と成果を発表

  経済学部は今年度春学期、東京海上日動火災保険(株)の寄付講座「経済学特殊講義III」を開講した。

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中京大学文化市民会館で
リスク調査
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東京海上日動火災保険(株)で
実習成果を発表

  これは昨年度スタートした、自主性やリーダーシップ、コミュニケーション能力など実践的なスキルとキャリア設計を学ぶ選抜制実践プログラム「EXP(エグゼクティブ・プログラム)」のキャリアマネジメント科目で、3年生18人が受講した。

  学生たちは、東京海上日動火災保険(株)の営業部社員による生きた講義を熱心に聴講、7月30日には中京大学文化市民会館で三菱商事インシュアランス(株)の社員よりリスク調査の洗い出し方法を学んだ。 8月5日の最終講義では東京海上日動火災保険(株)名古屋支社で実習の成果を発表した。

 

■『経済学特殊講義III』を受講して
  今回は、数あるリスクの中でも主に火災爆発リスクに焦点を当て、火災が起こったときに想定されるリスクについてグループごとに調査した。私は講義で習った火災爆発の理論を思い出しながら、危険だと感じたものは積極的に写真に撮るよう心掛けた。するといつもと少し視点を変えただけで、安全だと思っていた物でも実は火災リスクへと結び付く可能性があるということに気付かされた。今後は身の回りに降りかかるリスクを生じさせないためにまずはいつもと視点を変え、身の回りにどのようなリスクが存在するのかを明らかにすることから初めていきたい。

(経済学部経済学科3年 三浦 渉)

2010/10/01

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