総合政策学部坂田隆文教授 日本マーケティング学会でベストポスター賞を受賞

 総合政策学部の坂田隆文教授が2021年10月17日、オンラインにて開催された日本マーケティング学会にて「ベストポスター賞」を受賞しました。「ベストポスター賞」は学会参加者によるブラインド投票で表彰されます。
 発表タイトルは「中小BtoB企業による商品企画を通したプロモーション戦略の実践とその効果検証:産学連携型商品企画によるブランド構築」で、総合政策学部坂田ゼミで行っている産学連携活動の内容を紹介したものでした。

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【報告要旨】
 近年、一般消費者を顧客としないBtoB企業による消費者向けプロモーションが増加傾向にある。これは、自社の知名度や技術力に関する情報を広く知らしめることで営業活動に反映させようとしたり、採用効果をあげようとするなど一定の目的があることが背景にある。
 しかし、中小企業の場合、数百万~数千万、時には数億円をかけたテレビCMのような大規模プロモーションを行うことは困難である。そこで本報告では、愛知県春日井市にある従業員6名の塗料製造・加工会社が産学連携によるBtoCの商品企画を行ったことによっていかなるプロモーション効果を生み出したのかについて、その実際の活動の流れと成果について紹介する。
 そこで確認されることは、第一に、BtoB企業がBtoC商品を企画するという商品企画の在り方である。産学連携活動の一事例としても理解できるだろう。第二に、このような活動が同社にもたらすプロモーション効果の可能性である。BtoB企業というのは一般的には話題にあがりにくい。特に中小企業であればなおさらである。しかし、それがBtoC商品を扱うことになれば比較的話題にあがりやすくなるということが理解できると思われる。

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坂田隆文ゼミHP(http://www.sakataseminar.jp/

Earth Gear HP(https://www.earthgear-gogoh.com/

関連URL(https://www.chukyo-u.ac.jp/achievement/news/2020/11/018947.html

2021/10/18

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