総合政策学部坂田隆文ゼミ 大須演芸場に企画提案

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 総合政策学部坂田隆文ゼミ(担当:坂田隆文教授)は11月10日、大須演芸場の関係者の方々を招き、「大須演芸場を活性化させるには」というテーマで若者に落語の魅力を知ってもらうための施策提案を行いました。この活動は半年以上かけて行われたもので、1つのチームが東海3県にある大学の落語研究会を巻き込んだイベントの提案を行いました。当日は質疑応答も含めて1時間以上かけて報告会を行い、企画に対しての実現可能性や、世代間で生じている落語文化に対しての率直な意見を交換しました。

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学生のコメント

軸を持つことの大切さ

 落語研究会による寄席の提案をしました。提案内容を決めていく中で、落語研究会の方々の意見を優先しすぎた結果、自分たちの提案の軸が揺らいでしまうことがありました。 試行錯誤しながら、落語研究会の方々の意見と自分たちの譲れない部分の両方を上手く取り込むことで、納得のいく提案を行うことができました。

2年 伊藤美咲

自ら足を運ぶことで生まれた説得力

 当事者の意見を積極的に取り入れることの重要性を学びました。落語研究会の話を聴く中で、若者の落語文化に対するリアルな現状を知ることができました。課題点を整理し明確にした上で、解決策を考える力を身につけることができました。

2年 髙橋愛叶

様々な視点から考えることの大切さ

 若者が落語に興味・関心を持つために、様々なアプローチ法を考えました。熟考する中で、若者と落語の今ある接点に着目し、その結果、大学の落語研究会に目を付けました。報告会では、落語研究会を巻き込んだ若者向けの寄席の提案という、私たちが考える最適なアプローチ法に行き着き、納得のいくものを発表することができました。

2年 宮田友美

2023/12/06

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