総合政策学部坂田隆文ゼミ
カゴメ株式会社執行役員に「若者の野菜摂取量を増やす施策」を提案
総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文教授)は9月14日、カゴメ株式会社執行役員広報部長と野菜をとろうキャンペーン推進グループ部長を招き、「若者がもっと多くの野菜を摂取するには」というテーマで報告会を行いました。この活動は約半年かけて行われたもので、3つのチームが(1)800人近いサンプル数の調査とその分析に関する報告、(2)キャンペーンにまつわる提案、(3)新商品提案を行いました。当日は質疑応答も含めて予定していた2時間を大幅に超過し、熱のこもった意見交換も行われました。
(写真上から)カゴメ株式会社執行役員からコメントを受ける様子、発表資料の一部
学生の感想
先輩になった今、学べたこと
私と後輩4人の5人のメンバーで活動してきました。私は後輩よりも経験値があるということで、指示や指摘をしなければいけません。今までは、自分一人で努力すれば良いと思っていましたが、「先輩」になった今では、自分自身が努力するだけでは足りないということを強く感じました。先輩・リーダーとして、後輩を動かしメンバーをまとめ上げる力がどれほど重要であるか学ぶことができました。
3年 小池菜月
「伝える」ということ
報告会に至るまで伝えたいことを分かりやすく示せているかということに意識を向け、資料を作成してきました。しかし、当日のプレゼンは早口であったり淡々と説明するだけの話し方であったりと、「伝える」プレゼンにはなっていませんでした。伝え方一つで、準備してきたものの効果を倍増することも半減させてしまうこともあるのだということを学びました。
3年 小金丸未来
実感を伴わせた提案
今回の提案に至るまで「野菜が健康に良いということは誰もが知っているのに、若者の野菜摂取が十分でないのは何故なのか?」という疑問がありました。私たちの食生活を振り返り、考えを重ねる中で「若者はそれほど健康を意識しなくても、体力も元気もあるため健康に興味がないのではないか」ということに気が付きました。そこで、若者の野菜摂取量を上げるための方法を私たちの実感を活用して提案しました。
3年 長島真帆