2023年度 EPoChワークショップを開催
起業家精神を学ぶ

　中京大学のアントレプレナー教育プログラム「EPoCH（エポック：Entrepreneur Program of Chukyo University）」（プログラム共同代表者：総合政策学部坂田隆文教授）のワークショップが、8月23日、30日、31日の３日間名古屋キャンパスで開催されました。これは、起業に興味がある、社会で活躍したい学生に向けて、起業家精神の醸成を目的としたプログラムです。起業家として活躍している株式会社U-TEAM代表取締役の須賀友嗣氏を講師として招き、学生たちは起業家マインドを学び、実践しました。今回プログラムに申し込んだのは、国際学部、文学部、法学部、経済学部、経営学部、総合政策学部、現代社会学部、スポーツ科学部の1～4年生の19人です。

グループディスカッションの様子

　１日目は、起業に求められる事業について学び、２日目は、事業アイデアを学生自身が考えて発表しました。最終日は、チームごとに新規事業の企画を提案しました。提案を聴いた学生からは「この事業のニーズはどこにあるのか」「支出と利益はどうなるのか」などたくさんの質問が上がりました。講師の須賀氏は「日々の気づきをこれからも大切にしてほしい。今回の審査結果よりも、気持ちがどうかわるかが大切です」と総評を述べました。

最終プレゼンテーションを行う様子と、コメントする須賀氏

審査結果と発表テーマ

最優秀賞

Aチーム「子どもの非認知能力を高めるには」

安田悠起（経済学部4年）、栗原旬利（経営学部3年）、石田華奈（総合政策学部2年）、武馬歩（現代社会学部2年）、臼井海瑛（経済学部1年）

優秀賞

Bチーム「大学生を助けたい」

谷口道（経営学部4年）、池田奈生（文学部2年）、竹村優杏（総合政策学部2年）、前田櫂（経済学部1年）、佐治直紀（経営学部1年）

優秀賞

Cチーム「農業の人手不足を解消したい！」

伊東祐紀（国際学部1年）、谷口凛太郎（経営学部1年）、安藤愛桜（総合政策学部1年）

学生のコメント

・沢山の先輩の考え方を学べてディベートできたのですごく面白かったです。

・「何故？と5回問い、真因を見つける」や「圧倒的な主体性」など、起業家だけに必要なことではなく、今の私たちにとっても大切なマインドを学ぶことができたため、参加してよかったと思います。

・本講座を通して、起業家マインドをより具体的に捉え、何が大切なのか知れたことで、億劫になっていた私にとって、以前と比べると、とても視野が広くなったように思います。今後、起業という選択肢を考える上で、それらの意識を学べたことは大きな収穫でした。