総合政策学部坂田隆文ゼミ×日本製鉄株式会社
「キャリア教育共創プログラム」で工場見学及び若手社員との座談会

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 総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文教授)は6月30日、日本製鉄株式会社名古屋製鉄所を訪問し、工場見学を行うとともに若手社員3人との座談会を開きました。これは「キャリア教育共創プログラム※」の一環で行われました。工場見学では日常生活では決して見られない巨大な設備内で、鉄が溶かされ、延ばされ、製品になる過程を見学しました。また、若手社員の方との座談会では仕事のやりがいにまつわる話や、学生にとって気づくことの難しい「素材」にまつわる話を聞くことができました。

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※キャリア教育共創プログラム

 産学共創によるキャリア教育を目的として、企業で働く方を講師として招くプログラムです。

学生のコメント

やりがいのある仕事

 私は今回の工場見学に行くまで、消費者に知られていない会社に興味がありませんでした。しかし、実際に工場を見学し、鉄は車や電車、家電など私たちが普段使っている物に使われており、私たちが生活していくためには欠かせない素材であることを実感しました。社会を根底から支える鉄を作っている社員から「鉄は身の回りに溢れているからこそ目に見えてやりがいを感じる」と話を聞くことができました。

(3年 小池菜月)

なりたい自分になるには

 社員の方の「なりたい自分の最短ルートを考えて就職活動をした」という言葉がとても心に響きました。将来どんな自分になりたいのかについて考えた事はありましたが、そのなりたい自分への最短ルートまでは考えることができていませんでした。自分に合った企業で働くためにも、なりたい自分の最短ルートを模索し、就職活動をしていきたいと思いました。

(3年 曽我伊吹)

後悔しないために

 私が特に印象に残ったのは「若いのだから、今やりたいと思ったら今やったらいい」という社員の方の言葉です。これから先の人生でいちばん若いのは今なのだということに気づくことができました。後であれをやっておけばよかったと悔いの残らないよう、自分がやりたいと思っていることに対して、今から積極的に取り組みます。

(2年 伊藤美咲)

感じ方の変化

 私は小学生の頃に2度日本製鉄の工場見学に行ったことがあります。小学生の頃は「鉄の塊ってとても大きいな、熱いな」といった感覚的なことばかりが印象に残っていました。大学生になって訪れた今回は、「この工場で生産される鉄が日本や世界の工業を支えているのだな」と思い、より感動しました。

(2年 竹村優杏)

BtoB企業で働くやりがい

 BtoB企業で働くやりがいについて知ることができました。私たち消費者にとってはBtoC企業が身近でありやりがいが想像しやすい一方、BtoB企業については知らないことばかりです。今回の工場見学と座談会を通して、BtoBの仕事も私たちの生活と密に関わっていて、規模の大きさから世界を感じ、担う責任も大きく、非常にやりがいがある仕事だと実感し、興味を持ちました。

(2年 野口陽色)

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2023/07/05

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