総合政策学部坂田隆文ゼミ
マドラス株式会社経営陣に対して商品企画提案

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 総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文教授)は2月3日、マドラス株式会社に対して新商品企画提案発表会を開催しました。この活動は2・3年生混成のチームが昨年5月から行ってきました。今回の発表に至るまで、学生たちは企画を立案するだけでなく、同社工場の見学や、実際に試作された商品に対して意見交換を行うといった活動をしました。

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最終発表会の様子

 発表会当日は同社岩田社長をはじめ、役員・部長の方々を前にしてプレゼンテーションしました。発表後には「弊社内では思いつかないアイデアだ」「弊社が抱えている課題を解決できていて着眼点も良い」「若い人がこれだけ考察を深められていることに思わず驚いた」「提案商品は文句なしに素晴らしい」といった好意的な講評をいただくことができました。

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学生のコメント

 自分たちの提案にこだわりを持つこと

 私たち消費者目線と企業としてのメーカー目線の違いに葛藤しました。消費者目線で「欲しい」と思う気持ちだけでは、商品を販売することはできないということが分かりました。最終報告会では、私たちの想いを伝えることができた一方、メーカー目線としての価格や実用性など課題が残りました。消費者目線とメーカー目線の違いをどうカバーするか、という課題を考えて今後も取り組んでいきたいと思いました。

(2年 日比希彩)

 感謝と成長

 この活動で一番私が大切にしたことは「想い」です。企業の「想い」と、私たちの「想い」をすり合わせ最大限伝えるということを大切にしました。案を練り上げていく中で、数々の壁にぶつかり苦戦することが多くありました。何度も工場へ足を運び、試作についてミーティングを行なうなどして、チームの「想い」を形にすることに努めてきました。商品化への道のりがとても難しいことだと驚かされることばかりでした。

(2年 永井真仁)

 「責任」を通した学び

 今回私は「学生代表」に任命され、自分の立場やポジションを考えながら行動する必要がありました。私に求められていたことは、自分のチームだけでなく、他のチームに対しても当事者意識を持つことでした。その覚悟はあったものの、自分のチームのことで手一杯になり、他のチームに対して当事者意識を持ち続けることは想像以上に難しく、不手際があったり、後輩のSOSに気付けなかった時がありました。「責任」に対して真剣に向き合うことができた貴重な機会になりました。

(3年 竹内萌恵)

2023/02/09

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