総合政策学部坂田隆文ゼミが(株)ドリームに対して企画商品の提案発表会を開催

 総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文教授)が、9月30日、美容や健康器具、アイデア雑貨などを手がける株式会社ドリームとの産学連携活動の最終発表会をオンラインで行いました。
 この活動は、企業から与えられた課題について、学生がマーケティング・商品企画論の観点から解決策を導き出して企業へ提案することで、マーケティングという学問分野をより実践的に学ぶことを目的としています。
 同日の最終発表会では、予選を通過した学生たちが最後の企画商品を提案し、最優秀賞・優秀賞がそれぞれ選ばれました。当初、最優秀賞と優秀賞は各1名の予定でしたが、「今年のプレゼンのレベルは素晴らしく、受賞者をあえて増やしました」というコメントとともに、最優秀賞1名と優秀賞3名が選ばれました。

20220930 最終発表会の学生の様子.png最終発表会の学生の様子

受賞

20220930 表彰式.png20220930 表彰式2.png

学生のコメント

私は「掃除」というテーマで商品を企画しました。私にとって掃除は「面倒くさいもの」だったため、自分自身がターゲットになるような「掃除が面倒に感じなくなるアイテム」を考えました。自分が欲しいと思う商品を考え深掘りしていくことは非常に面白く、自信を持って提案を行うことができました。その結果、最優秀賞を頂くことができ嬉しかったです。

(総合政策学部3年 上久保百華)

今回はいつものようなチームではなく個人で挑みましたが、自分一人でできることには限界があると学びました。自分にない知識、能力を身につける努力をすることはもちろん必要ですが、これからは周りを巻き込むということも意識できるようにしていこうと思います。

(総合政策学部2年 久保さくら)

私は競合商品の売り場に足を運ぶなどしてコツコツと多くの情報を集めました。いざ情報を集めだすと、自分の目で確かめる事がどれだけ大切かを痛感しました。ネット調べられる情報は実は商品を構成する情報のほんの一部で、広告や陳列などの現場でしか分からない事が多くあります。今回の活動で現場に行って確かめる事はどのようなデータにも勝るものだと気づきました。

(総合政策学部2年 永井真仁)

私は今までプレゼンの資料を作成する際は、根拠のない主張を省き、客観的なデータを用いることが正解であると信じていました。しかし今回の活動を経て、時には理論にとらわれず、「正解」から離れた方法を選択することが有効な場面もあることを知りました。これからは、理論先行の考え方ではなく、自分の伝えたい想いを大事にしたいと思います。

(総合政策学部2年 長野明日香)

関連ホームページ

株式会社ドリーム https://www.mydream.co.jp/
坂田隆文ゼミHP  http://www.sakataseminar.jp/

2022/10/05

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