総合政策学部坂田隆文ゼミの学生がプロ参加の広告・販促コンテストでファイナリスト進出・審査員賞受賞

 総合政策学部坂田隆文教授のゼミ生が宣伝会議主催の「販促コンペ」にて1次・2次予選を通過し、ファイナリストに選ばれました。また、9月10日オンラインで開催された授賞式にて審査員賞を受賞しました。

 このコンテストは協賛企業からの課題に応えるコンテストで、東急エージェンシー、博報堂、ヤフー、読売広告社といったマーケティングや広告のプロも多数参加しています。今年度は嶋浩一郎氏(博報堂執行役員/博報堂ケトルクリエイティブディレクター)が審査員長を務め、応募総数4631本、ファイナリストに残ったのは33本、通過率は0.71%ととても狭き門となりました。
 ゼミ生たちはミニストップによる「多数の競合店を通り過ぎ、わざわざミニストップへ行きたくなるようなアイデア」という課題に対して、賞味期限間際の弁当類を格安で購入できるサブスクリプションモデルを提案しました。その結果、昨今の食品ロス問題も解決できる提案として高評価を受け、長田麻衣氏(SHIBUYA109 lab.所長)による審査員賞を得ることができました。


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■ 周囲への感謝
 私は今回の販促コンペを通して、周囲の方々のありがたさを実感しました。同期三人でチームを組んだ今回のコンペでは、何度も何度も集まって議論を重ね、自分たちなりに納得のいく作品を作り上げることができました。しかし、このような作品を作り上げることができたのは私たち三人の力だけではなく、様々な人の協力があったからです。
 資料を作る際、実際のターゲット層に当てはまる知人に話を聞いたり、実際の店舗の方にも意見を伺ったりと、様々な方に協力していただきました。また、私たちが考えた作品を指導教授やゼミ生に見てもらったおかげで、自分たちでは気づかなかった意見や指摘を得て、それらをもとにさらに作品をブラッシュアップすることができました。
 今回の賞は上記のようなたくさんの方の協力があったからこそ、受賞できたものだと実感しました。今後の活動でも、周囲の様々な人への感謝を忘れず、協力してくださった方々の意見を取り入れ、自分たちだけでは成し遂げられないレベルに到達できるような活動を続けていきたいと思います。

(総合政策学部2年 大山友月)


■ こだわりぬくことの大切さ
 販促コンペに参加したことで私が特に学んだことは妥協をしないことです。私たちのチームは初めてだからこそ、がむしゃらに爪痕を残せる作品を作ろうと挑戦しました。その中で、坂田教授やゼミのメンバーに案を見ていただく際に、詰めの甘さを感じました。自分たちの考えていたシステムの矛盾点や、伝えたいことが文章で伝わらないことなど多くの反省点がありました。
 「不完全な作品を提出したくない、まだやれることがある」と三人で反省し、不十分な点を見つけ、実際に何度も店舗に足を運びました。また、提案のシステムに矛盾はないか、文章は誰が読んでも分かりやすいかということを突き詰めるために、ゼミのメンバーや家族等の周囲の方の意見も取り入れました。妥協せず、行動に移したことで自分たちの案を様々な視点から見ることができ、より良い案にすることができたのだと実感しています。

(総合政策学部2年 中田朱音)


■ 考え、行動した学び
 私たちのチームは、よく考え抜いた提案になるよう強い意気込みで企画に取り組みました。ゼミで教授にご指導をいただき、ゼミ生と意見を交えながら企画を進めていく中で、よりその視点を大切にしました。
 販促コンペは人が行動したくなるような魅力が大切となるため、ターゲットの気持ちに寄り添って考えることが必要となります。そこで、私はターゲットの生活を想像し、帰りの電車の中や買い物の際にターゲットの感情を考えながら過ごしました。また、企業の課題の理解を深めるために、課題資料や提案先企業のホームページを熟読することに注力しました。
 このように考えて行動したことは、企画を仕上げていくうえで大切な学びでした。また、最後までこだわりを持ち、案に磨きをかけるために必要なことを考えながらやりきれたことは、今後の大きな励みになりました。今回の経験をもとに、考え、行動することを大切にし、さらに成長していけるよう頑張りたいと思います。

(総合政策学部2年 安田柚香)



関連サイト
坂田隆文ゼミHP(http://www.sakataseminar.jp/
販促コンペHP(https://hansoku.co/

2021/10/01

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