総合政策学部坂田隆文ゼミ/井村屋株式会社、三重県立津西高校と「産高大連携講義」をスタート
井村屋株式会社、総合政策学部・坂田隆文教授ゼミ、三重県立津西高等学校の3者で進める「産高大連携講義」が9月19日よりスタートした。本講義は高大連携教育の一環として、井村屋株式会社のご協力のもと、津西高校の生徒と坂田研究室の学生が共同で商品企画を行い、井村屋に提案発表を行うことを目的としている。
第1回となる9月19日の授業では、坂田教授が津西高校の生徒約20人に対して講義を行い、就職活動をめぐる状況や商品企画を行う上での視点と方法などをレクチャーした。授業後半には、生徒同士でグループワークを行い、アイデアの出し方やワークの進め方について坂田ゼミ生がチューターとして生徒たちのサポートを行った。
2回目以降の授業では、各自が持ち寄った商品企画のアイデアをさらに磨き上げながら企画立案作業を行い、最終回となる5回目は本学の「清明ホール」に会場を移し、井村屋副社長に対してプレゼンテーションを実施する予定としている。
今回のプロジェクトに参加する坂田ゼミ生 |
■ 刺激的な活動
今回は三重県立津西高等学校と共に行う「産高大連携講義」の第1回目ということで、高校生との初めての顔合わせでした。
このプロジェクトの参加は、私たち大学生はもちろんのこと高校生も立候補制で、プロジェクトに参加したいという気持ちを強く持った高校生が集まっています。そのためか、初々しくもエネルギッシュな高校生が多く、私自身そんな高校生の姿にとても刺激を受けました。
初回講義ではチームに分かれて、グループワークを行いました。その際にも、自分から意見を発したり、しっかりと自分の意見を述べることができたり、積極的な姿勢でグループワークに参加する高校生ばかりでした。これから同じチームで取り組んでいくのがとても楽しみになったと同時に、高校生に負けないくらいのやる気で高校生をリードしていきたいと改めて思うことができました。
私自身も参加する高校生の刺激になれるように、これから一緒に頑張っていきたいと思います。
(総合政策学部3年 岩本佳央理)
■ 周りの人を巻き込む力
今回、三重県立津西高等学校との「産高大連携講義」の初回講義には、期待と緊張が入り混じりながら、参加させていただきました。
坂田先生のガイダンスや今後一緒に活動していくチームメンバーとグループディスカッションや今後の打ち合わせを行い、次回の講義までに、アイス新商品のアイデアを1人100案出すことが課題となりました。高校生のみなさんは、普段高校では出されない課題で、驚いた表情を浮かべていました。
しかし、今回の課題においては、自分ひとりで考え込むのではなく、周りの友人や先生、家族などを巻き込んで取り組んでほしいと思っています。周りの人を巻き込むには、この「産高大連携講義」において、相手に正確に伝える力や共感させる力、イメージさせる力などが必要となってきます。この課題を通して、様々な力を身につける良い機会になったらと思っています。
今後、より良い提案を深めていけるように、効率の良い議論を行っていきます。
(総合政策学部2年 笹岡千花歩)
■ 新しい成長
今回、私は初めて高校生とチームを組んで行うプロジェクトに参加させていただくこととなりました。今まではゼミ生同士のみでプロジェクトを行っていましたが、ゼミ生でも大学生でもない方々と組むため、今まで当たり前にやっていたことを当たり前にできないことばかりです。そのため、自分が主体となって一から高校生に対して教えなければならない責任感をとても感じています。
これから高校生はこのプロジェクトを通して私達の背中を見ながら成長していくため、今まで以上に気を引き締めて行動していこうと強く思いました。
自分が主体となってプロジェクトに取り組むことで今まで以上に様々な視点から物事を考えることを意識し、自分の成長に繋げられるようにします。このような機会に感謝しつつ、一生懸命頑張っていこうと思います。
(総合政策学部2年 井上萌)
■ より良い提案をするために
今回、井村屋株式会社と三重県立津西高等学校と共に行う「産高大連携講義」の初回講義に参加をさせていただきました。
私は他の高校の「産高大連携講義」にも参加していますが、高校が変わると高校生の雰囲気も違います。初回講義でのグループディスカッションでは、2つの高校の「産高大連携講義」に参加しているからこそ見えた良い部分や課題があります。そこで私は、2つの高校の良い部分をそれぞれの高校生に伝え、高校生をよりやる気にさせることが大学生にしかできない役割だと感じました。今後もグループの一人ひとりが積極的に「産高大連携講義」に参加できるように大学生として高校生を牽引していきたいと思います。
今後このプロジェクトを進めていく上で2つの高校を比較し、感じたことを2つの高校生に伝えて、より良い提案ができるように私自身が前のめりになって全員の成長を目指して取り組んでいきます。
(総合政策学部2年 山田治雄)
■ 初めて高校生と組むプロジェクト
今回の「産高大連携講義」は、私にとって初めて高校生と共に行うプロジェクトです。今まで坂田教授や先輩方に指導していただくばかりで人に指導するという事をしていませんでした。しかし、今回のプロジェクトは初めて人に教える経験ができます。先生や先輩方に教えていただいたことを少しでも高校生に伝えることができるよう努めていきたいと思っています。
高校生に自分が学んでいることを教えることで自分自身の成長にもつながると思うとさらにモチベーションが上がります。自分自身や高校生にとっても成長できるプロジェクトになるように自分のできることに精一杯取り組んでいきます。
また、井村屋へアイスを提案するなどということは他では経験できない大変貴重な経験です。この経験をより深いものにできるように妥協せず、100案でも200案でも出して全力を尽くします。
(総合政策学部2年 脇本百花)
高校生と議論する坂田ゼミ生 |