総合政策学部坂田隆文ゼミ/井村屋株式会社、三重県立津西高校と「産高大連携講義」をスタート
井村屋株式会社、総合政策学部・坂田隆文教授ゼミ、三重県立津西高等学校の3者で進める「産高大連携講義」が10月13日よりスタートした。本講義は高大連携教育の一環として、井村屋株式会社のご協力のもと、津西高校の生徒と坂田隆文研究室の学生が共同で商品企画を行い、井村屋に提案発表を行うことを目的としている。
グループワークの様子 |
第1回となる10月13日の授業では、坂田教授が四日市南高校の生徒約20人に対して講義を行い、社会人をめぐる状況や商品企画を行う上での視点と方法などをレクチャーした。授業後半には、生徒同士でグループワークを行い、アイデアの出し方やワークの進め方について坂田ゼミ生がチューターとして生徒たちのサポートを行った。
2回目以降の授業では、各自が持ち寄った商品企画のアイデアをさらに磨き上げながら企画立案作業を行い、最終回となる5回目は本学の「清明ホール」に会場を移し、井村屋専務取締役に対してプレゼンテーションを実施する予定としている。
〔今後の予定〕
第2回 : 2017年11月15日(会場:津西高校)
第3回 : 2017年12月20日(会場:津西高校)
第4回 : 2018年1月24日(会場:津西高校)
最終回 : 2018年2月18日(会場:中京大学「清明ホール」)
■大学生としての姿
新たなプロジェクトである「産高大連携講義」がはじまり、高校生と関わることで自分の大学生としての責任を全うしたいと強く思いました。
プロジェクトの初回であったため、少しばかりの緊張と溢れる期待で訪問した高校で待っていたのは、やる気の溢れる高校生ばかりで、さらに私の中の緊張と期待が大きくなった気がしました。実際に今後活動していくグループに分かれてのグループディスカッションで、大学生の意見をしっかり聞こうとする姿、自分の意見をしっかりと持った高校生の姿に、自分も負けてられないと感じました。同時に、初回のこの講義で感じたこの高校生のやる気を、私は大学生としてさらに高められるような存在でありたいと強く思いました。
普段はなかなか関わりが少ない高校生とのプロジェクトで、リードする大学生としての姿を意識しながら活動をしていきたいと思います。チーム一丸となって、このプロジェクトを充実させ、私自身だけでなく高校生にとっても成長につながる取り組みにしていきます。
(総合政策学部2年 岩本佳央理)
津西高校前で |
■新たな着眼点
今回、井村屋株式会社と三重県立津西高校と連携し、産高大連携プロジェクトを進めています。
初回の講義では、今後一緒に活動していくメンバーと、グループディスカッションを行いました。限られた時間の中、答えのない議論を進めていく上で、私一人では気づいていなかった着眼点からの意見を聞くことができました。今後メンバー内の相互理解を深めながら新しい発見を目指していきます。
また、自分の意見を出すことは簡単ですが、説得・納得してもらうことがどれだけ難しく大切であるかを、グループディスカッションを通じて改めて実感しました。説得するための材料を意識しつつ、合理的・論理的であるのかどうかを念頭に置き、議論を進めていきたいと思います。
メンバー内で高め合いながら、何度も議論を進めていき、より良い商品提案ができるよう努めてまいります。
(総合政策学部2年 笹岡千花歩)
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