経営学部中村ゼミと総合政策学部坂田ゼミの企画が商品化
中日ドラゴンズと世界の山ちゃんの協力でコラボ商品を発売

経営学部中村ゼミ(担当:中村雅章教授)と総合政策学部坂田ゼミ(担当:坂田隆文准教授)が共同で

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「もう手羽なせん味!ミニイカフライ」

企画した商品(「もう手羽なせん味!ミニイカフライ」、オープン価格)が、中日ドラゴンズと世界の山ちゃんのコラボ商品として発売する。12月20日から順次、東海3県(愛知・岐阜・三重)を中心としたサークルKサンクス、ココストア、およびセブン-イレブンの一部店舗、その他量販店、高速SA、駅売店で販売される。

「もう手羽なせん味!ミニイカフライ」は、中日ドラゴンズからの依頼を受けた両ゼミが、産学連携による経営学やマーケティングの実践講義の一環として、ナゴヤドームの集客に結びつく商品企画プロジェクト「ドラゴンズプロジェクト」を立ち上げ、約半年かけて企画、提案した中で生まれたもの。中日ドラゴンズと世界の山ちゃん、両社の担当者からは「学生のユーモアが十分活かされた商品」と高い評価を受けている。


■プロジェクトを通して

私はこのプロジェクトでリーダーとして作業し、商品企画というものがいかに大変であるのかを痛感することができた。企業の方々に納得していただくためには、自分たちの感覚のみで話すのではなく、その結論に至るまでの論理が重要となる。

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商品化に協力した企業担当者
企画した中村・坂田両ゼミ生と担当教員

そこで、その論理をどのように伝えれば効果的かをチームで何度も話し合った。チームの中で意見が異なり、リーダーとして意見をまとめながら作業していくことに苦戦したが、意見をぶつけ合った分だけチーム全員が納得してプレゼンテーションを行うことができた。

プレゼンテーション終了後は、中日ドラゴンズ球団関係者からアドバイスやご指摘をいただき、その点を踏まえて再度チームで話し合う作業を繰り返した。プロの皆さんの要求水準を満たし商品を企画していくことは想像以上に大変であった。しかし今回、自分たちの企画を商品化という形でプロの皆さんに認めていただける水準に到達させることができ非常に嬉しく、誇りに思う。

このプロジェクトを通して、チームで作業することの大変さ、楽しさを学び、自分自身の成長を感じることができた。

(総合政策学部総合政策学科3年 谷口 真麻)

2010/12/02

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