社会つながりプロジェクト

2019-08-11
研修第4日目@ピサ、サンジミニャーノ
今日はフィレンツェ近郊の街をまわった。ピサの斜塔を見学したのち、サンジミニャーノ歴史地区を散策した。

ピサの斜塔は1173年から建てられ始めた。地盤が緩かったことにより傾き始めた。4段まで造ったところでそれ以上長い間造られなかった。しかし、しばらく経ってもう一度建築され始めたときは中心を右にズラしらがら造っていった。そのため、形はまっすぐな塔ではなくバナナ型になっていて着工から199年経った1372年に完成した。しかし、一か月に1?傾いてしまうということがあり、傾きを直すために多くの研究者が奮闘した。それから15分おきに入れるなど入場制限を行うことで現状維持をしている。


サンジミニャーノ歴史地区は第二次世界大戦で爆弾を落とされ続け、建築的被害が大きかった。さらに、市場の日の初日であったため、人的被害も大きかった。また、一番高い塔はロビューサという塔で、これ以上高い塔を建てることは許されなかった。そのため、金持ちは高さで権力を誇示することができず、塔を複数造ることで権力を誇示した。この街にはフランチジェナ街道が通っているため多くの人が訪れていた。教会の出入り口を二つにすることで、一方通行とし、人々の流れを作っていた。【YA】


海外博物館研修2019@イタリア

参加した学生たちが海外研修先での活動を紹介します【本プロジェクトは終了しています】