社会つながりプロジェクト

2018-08-14
研修第6日目@仏法センター2
朝は、落花生収穫のお手伝い、仏塔巡り、沙弥との交流会。夜は講話と歩きながらの瞑想法を学びました。

・当日のスケジュール

朝はターニー僧侶(プリークウィウェーク仏法センターの代表)に連れられ地域の人が栽培する落花生農家を訪問し、収穫のお手伝いをしました。その後マイクロバスに乗り、仏法センター周辺の仏塔を周りました。

また、仏法センターに戻った後に沙弥との交流会を行いました。夜はターニー僧侶の講話と歩きながらの瞑想法を教えていただきました。

・内容

ターニー僧侶がお忙しい中時間を割いて案内してくださるということで、私達はありがたく思いながら僧侶についていきました。すると案内されたのは落花生農家で、話を聞くとそこには数年前までターニー僧侶のもとで修行していて、現在は還俗しているという彼の知り合いがいるとのこと。なるほどその人に話を聞きに行くのかと思いきや、私達は落花生の収穫のお手伝いをすることに。でもこれも忘れがたい良い経験となりました。

【6−1】

チェンマイ中心部(ムアンチェンマイ郡)に行ったならぜひワットプラタートドイステープに行くべきだと言われるように、仏法センターのあるウィアンヘン郡にもぜひ行くべきいくつかの仏塔があります。私達はターニー僧侶に案内され、それらを周っていきました。どの仏塔もドイステープに劣らず派手でお金がかかっているようで、地域の人たちの仏教と僧侶への信頼を感じました。

ところで、タイの寺院ではナーガ(蛇神)が寺院への階段の両端に控えているのがかなりポピュラーな様で、ウィアンヘンの寺院の1つにもきらきらのナーガがいました。また、きらきらといえばタイの仏教施設は日本のお寺とは対照的に非常に派手ですが、それはタイに限ったことではなく、ミャンマーの寺院でも電飾でぎらぎら輝かせているところもあります。

私達は、せっかく全く違う文化の人たちと交流する機会があるのですから、どうせなら仲良くなりたいと思い、沙弥(少年修行者)たちとの交流会を開きました。私達は、自分たちのできることで「日本」を伝えようとしました。まずはメンバー全員で盆踊りを踊りました。日本の伝統的な踊りを通して日本を伝えようとしましたが、それを見た沙弥の様子は本当にどう反応をすればいいかわからないといったような微妙な顔をしていました。

次にメンバーの一人が、サークルで磨いたよさこいを披露しました。沙弥の中には「サムライダンスだ!」と喜んでくれている子もいて一安心。

最後にメンバーの一人が簡単なマジックを披露しました。これが大好評で沙弥たちは珍しそうに彼を囲んで見始めて、次々に「種がわかったぞ!」「僕にだってできる」「もう一度やって見せて」と食い入っていました。

【6ー2】

夜はターニー僧侶に講話と、歩く方法の瞑想について教えていただきました。先日の座禅を組んでの瞑想と比べ、歩きながらの瞑想は一定のリズムで足を進めるため、思ったよりも心を落ち着け安かったです。

また、私達の質問を受け、横になっての瞑想の方法や、カティナ衣(お坊さんが着ている1本の長い布)の着方を教えてもらいました。

【6−3】歩き瞑想の様子

一定の距離を開けて前の人のリズムに合わせて歩みを進めています。【KI】


海外博物館研修2018@タイ

海外研修先での活動を学生が紹介します【本プロジェクトは終了しています】