トップページ > 社会つながりプロジェクト > 海外博物館研修2017@南アフリカ > 記事詳細
社会つながりプロジェクト
- 2017-08-16
研修第8日目@Cape Town - この日はケープタウン2日目でケープ植物保護区、喜望峰、ボルダーズビーチ、ベルグゲルターワインセラーと世界遺産から入植地まで様々なところに行きました。
ケープ植物保護区は喜望峰までの通り道にあり、日本では見たことのないこの土地固有の植物がたくさんあり、世界遺産の貴重性を実感しました。
ケープ植物保護区を抜けるとケープポイント、喜望峰のふもとに着きました。
ケープタウンに着いた日にガイドの方からケープタウンは1日に四季が存在する、と聞いていましたが、その言葉の通り、晴れて暖かい時間のすぐ後に雨が降り急激に寒くなるという激しい気候の変化を体験しました。ケープポイントに行く直前に激しい雨が降りましたが30分ほどで雨はやみ、ケープポイントまで行くことができました。
ケープポイントにはアメリカやイギリス、南極の方向が示されたボードがありアフリカ大陸の先端ということが強調されていました。実際のアフリカ大陸の先端はケープポイントではない、と聞いてしまいましたが、ケープポイントにある博物館や海に囲まれた景色を見ることでバルトロメウディアスが行きついた、という歴史を肌で感じることができました。
ケープポイントのあとはボルダーズビーチにて野生のペンギンを見ました。どこを歩いてもペンギンがいます。周辺に住む人々の家にペンギンの巣があるなど地域をあげての観光を作っているのだと感じました。ボルダーズビーチはケープタウンを代表する観光地の一つであり、露店のお土産屋さんがたくさんあることや日本人などの観光客が多く見られることから観光として過ごしやすいところでした。
この日最後はベルグゲルターワイナリーです。ワイナリーではワインの貯蔵庫やワインの歴史の博物館を見学しました。博物館では古いワイン造りの道具に実際に触れられ、貴重な体験ができました。また南アフリカと遠く離れた日本との交流を示す有田焼の皿などが展示されており、歴史の中で文化も大陸も違う日本と南アフリカが繋がっていてそれが記録として残されていることに驚きました。300年以上昔、祖国を追われてアフリカの地にたどり着いたオランダ系の人びとが、入植後わずか7年でブドウを実らせワイづくりを始めたことにはびっくりしましたが、美味しいワインができるようになったのはフランス系の人びとが入植してからだったと聞いて、(^∇^)
ケープタウン郊外の観光名所での研修は、文化資源や自然資源の観光価値や、日本との繋がり、入植者の歴史を学ぶことができました。【MK】
海外博物館研修2017@南アフリカ
海外研修先での活動報告を学生主体で紹介します【本プロジェクトは終了しています】
プロジェクト一覧
- 海外博物館研修2023@石垣島宮古島
- 海外博物館研修2022@宮古島
- 農育プロジェクト
- 社会福祉実習室
- 多文化共生
- ほっかほっかプロジェクト
- ドラゴンズ・プロジェクト
- あすけ 地域会議とわくわく事業
- 博物館実習プロジェクト
- 中京大学博物館(仮称)設置準備プロジェクト
- 地域ともいきプロジェクト
- 環境教育
- 里親支援ー社会的養護の必要な子どもたちの明日のために
- 社会的な支援が必要な人たちが地域で生活できるための取り組み
- 家族・若者・少子化調査プロジェクト
- コミュニティ・Café訪問記(現在活動休止中です)
- ンデベレ壁絵修復サポートプロジェクト
- フィールド・リサーチ・センター(FRC)
- 海外博物館研修2018@タイ
- K.I.P(家具家電を活かすプロジェクト)
- 海外博物館研修2019@イタリア
- 海外博物館研修2017@南アフリカ
- 中京大学スポーツミュージアムサポートプロジェクト
- 社会的支援ニーズがある人が地域で暮らしていけるための取り組み
- 観光・誘客による地域活性化プロジェクト
- サイクル・プロジェクト
- 福祉イノベーションラボ
- われらのこどもプロジェクト
- 名古屋都市圏研究会
- SDGs
- 福島子ども健康プロジェクト