社会つながりプロジェクト

2017-08-15
研修第7日目@Cape Town
ヨハネスブルグから飛行機で3時間、ケープタウンに到着しました。今までのどの街よりも白人がとても多く、街並みもヨーロッパのようで、整備された観光都市、といった印象を受けました。ヨハネスブルグやプレトリア、ンデベレとは全く雰囲気の異なる街です。

ケープタウンでの研修1ヵ所目はフランス式の五角形要塞跡、キャッスル・オブ・グッドホープ(Castle of Good-hope)。1660年代にオランダ東インド会社によって建てられたこの要塞は、現在博物館および南アフリカ陸軍西ケープ司令部として使用されています。

この要塞跡には2つのミュージアムがあり、ひとつはキャッスル・ミリタリー・ミュージアム、もうひとつはウィリアム・フェール・コレクションです。

ミリタリー・ミュージアムではオランダのマスケット銃や大砲などの兵器や軍隊の制服、要塞の模型、当時の地図など、軍隊特有の物品を目にすることができました。

ウィリアム・フェール・コレクションでは17世紀末から19世紀の芸術作品や調度品、南アフリカの風景を描いた絵画などが展示されています。これらはミュージアムの名前にもあるようにウィリアム・フェールによって収集されたものです。ミリタリー・ミュージアムに比べて、美術館の色合いの強いミュージアムだと感じました。

どちらのミュージアムも特別規模が大きいわけではありませんが、“植民地時代の白人から見た南アフリカ”という、他のミュージアムとは少し異なった視点から南アフリカを見ることのできる貴重なミュージアムだと思います。

研修2ヵ所目は南アフリカ国立美術館。この美術館は国立なだけあってコレクションの数が膨大! 17世紀から19世紀までのオランダ、フランス、イギリスの西洋美術作品の他にも、写真、彫刻、アパルトヘイト関連の芸術もカバーしており、見ごたえのある展示となっています。

中でもアフリカの様々な民族の作品を一堂に集めた展示室では、もはや身近な存在となったNdebele人形やストライプ模様の毛布だけでなく、Ndebeleデザインの壁絵やパネル、靴など“壁から離れた壁絵”と呼ばれるものもあり、3年前期までの専門講義科目で受講した事例を実際に見ることができました。【SK】

ここはマレー・クォーター。オランダ統治時代に東南アジア、マレー半島から連れてこられたマレー人の子孫が住んでいる地域です。パステルカラーに塗られた美しい家々の壁の向こうには、イスラーム寺院の尖塔が見えます。