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経済学部の吉野裕介講師、第3回名古屋大学水田賞を受賞
「フリードリッヒ ・ハイエクの自由主義経済思想」

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吉野 裕介講師

 2015年3月3日、経済学部吉野裕介講師が、第3回名古屋大学水田賞を受賞しました。この賞は、水田洋名古屋大学名誉教授からのご寄附の意志に基づき、人文・社会科学(思想史)の分野で将来の発展が期待できる優れた研究能力を有する若手研究者を顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援するために設立されました。日本国内の若手研究者で人文・社会科学(思想史)の分野において一定の成果を上げた研究者のうち、40歳以下が対象です。

 審査の結果、吉野講師の研究「フリードリッヒ・ハイエクの自由主義経済思想」が選出されました。吉野講師は、昨年出版した『ハイエクの経済思想:自由な社会の未来像』(勁草書房、2014年)のなかで、20世紀の自由主義経済思想家フリードリッ ヒ・ハイエクの経済思想を、スタンフォード大学フーバー研究所の資料調査をもとに、「自生的秩序」と「文化的進化」からなる一貫した視点で新しいハイエク像として描きました。同書では、さらにこの解釈を発展させ、「開かれた政府」「参加型社会」「知識の豊かさ」を重視する、次代の自由社会を構想しています。

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 吉野講師は、「このたび栄誉ある『名古屋大学水田賞』をいただき、まことに光栄に存じます。この本で試みた、堅実な歴史研究と野心的な社会構想の両立が、どの程度成功したかわかりませんでしたが、このような評価をいただけたことは大いに励みになります。これを出発点として、今後も研究に邁進し、質の高い教育を提供できるよう研鑽してまいります」と喜びを述べています。

(2015/03/09)

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