社会つながりプロジェクト

2021-07-17
第4回特別企画展「100balls 一様の中の百態」展示
現代社会学部国際文化専攻亀井ゼミの学生が、展示の一部を企画制作するとともに、展示設営に協力しました。

中京大学スポーツミュージアム第4回企画展「100balls 一様の中の百態」は、ミュージアムのボールコレクションから、「近代スポーツ」、「民族スポーツ」、「ニュースポーツ」のボール100点を厳選して展示しています。展示のテーマは「多様性」です。球体という一様な「ボール」の姿の背景には、多様な在りよう、さまざまな態があることを、100個のボールを一堂に並べることで見ていただきという狙いです。
本企画展は、梅村学園100周年記念事業の一環として位置づけられ、実現することができました。

 

 

 

7月12日(月) 展示設計図をもとに、亀井ゼミ4年生が展示のための磁石付きアクリル製展示台をホワイトボードに配置し、縦横を整えてボールを置きました。今回の展示では、おおよそ大きさ順にボールを配置しています。ただし、とくに大きなボールや重いボールは最下部に配置しました。

   

展示台や説明板の位置を最終チェックして、展示完成です。10時から15時くらいまでの作業でした。

今回の企画展では、新型コロナウイルス感染症の流行に鑑み、展示した100個のボールに触れることをご遠慮してもらうこととしました。

亀井ゼミ3年生は、体験型展示と参加型展示のコーナーを制作しました。

体験型展示では、7月から9月末までの第1期と、10月から11月末までの第2期の2つの展示を準備しました。

 第1期のテーマは「野球のボール」です。硬式野球、軟式野球、そして準硬式野球のボール14個を展示しています。硬式野球のボールは、少年用から大リーガー用までひとつの規定しかなく、直径の差はわずか2?の違いしかありません。それに対して軟式野球では、年齢によって違う手の大きさに合わせてボールが規定されています。こうした点を、実際にボールを手に取って体感していただくための展示です。

なお、ボールに触った後は、ご自身の手を必ず消毒していただくようにお願いしています。

第2期の展示については、10月にご報告します。

 展示をご覧になった方々に、次の展示の制作に参加していただくコーナーも作りました。今回の企画展では、ボールの多様性を表現してボールの世界の広がりを紹介しています。そこで、次の展示ではどんなテーマでの展示、どんな切り口での展示を望むか、来館者のご意見を募ることとしました。ご意見は会場のアンケート用紙からでも、グーグルフォームからでも受け付けています。ぜひ展示をご覧になって、次の企画展のアイデアをご提供ください。

11月27日までの会期です。ぜひ、中京大学スポーツミュージアム(豊田キャンパス)にお越しいただき、企画展をご覧ください。

 


中京大学スポーツミュージアムサポートプロジェクト

2019年10月開館のスポーツミュージアムの展示や運営をサポートし、地域につながった大学博物館づくりを目指す