社会つながりプロジェクト

2021-01-21
特別企画展「知ってるようで知らない!学芸員の世界」展示
現代社会学部国際文化専攻選択必修科目「文化人類学実習」の履修生12名が、伊東佳那子学芸員の指導のもと企画・制作・展示しました。

中京大学スポーツミュージアム第3回特別企画展では、博物館を支える仕事「学芸員」を展示のテーマとしています。学芸員の仕事の魅力を伝えることを目的に、授業内という限られた時間で、全員で話し合った後、グループに分かれてパネル原稿を作成しました。初めてこうした展示を手掛ける者ばかりで、試行錯誤しながら、ひとつひとつ丁寧に制作しました。この展示をきっかけに学芸員という仕事に興味を持ってもらえたら嬉しく思います。

日本には8,403名の学芸員がいます(文化庁、平成30年現在)。また全国の約38%の大学では、学芸員養成課程が開講されています。しかし、学芸員という職を知っていても、学芸員が日々何をしているのかあまり知られていません。

学芸員は、博物館を支える重要な存在です。

この展示では、スポーツを専門とする博物館に焦点をあて、よくわからない「学芸員」という存在について紹介しています。

※本展示は、文化庁事業「スポーツミュージアムの連携によるスポーツレガシーの継承・啓発プロジェクト」の「スポーツミュージアムの専門人材育成プログラムの構築」で実施された内容の成果として制作されました。プロジェクトは、秩父宮記念スポーツ博物館を中核館として、日本オリンピックミュージアム、札幌オリンピックミュージアム、長野オリンピックミュージアム、中京大学スポーツミュージアム等のスポーツミュージアム及び関係機関が連携して実施されました。


中京大学スポーツミュージアムサポートプロジェクト

2019年10月開館のスポーツミュージアムの展示や運営をサポートし、地域につながった大学博物館づくりを目指す