今まで多くの人の話を聞いてきたけれど、アルコール依存症の現場で働いてる人の話は聞いたことがなかったので新鮮な気持ちでした。
依存症といえば薬物というイメージだったけどそれだけではなく依存症は広い範囲で存在することを知りエナジードリンクなど身近に存在するものにも依存してしまうことに驚きました(竹内)。
今回の講義では「何かに依存することは悪いことなのか?」「依存症や依存する人間が悪だと決めつける社会も問題なのでは?」というように、依存症について考えさせられる部分が多くありました。依存することの問題性だけでなく、依存症へ至るまでの生きづらさという部分にも目を向けていくことが大切だと感じました(山口)。
依存症が世間的にどのように見られているのか、また、当事者の方々は依存症についてどのように感じているのか、ということを実際のエピソードを交えながら学ぶことができました。
これまで私は依存をやめることが第一だと考えていたのですが、今回のお話を聞いて、依存症当事者の方々にとっては生きていく為に依存対象が必要である、という新たな発見をすることができました。より一層依存症への理解を深めることができたと感じます(小田桐)。
現代の社会では依存症とは本人だけの問題であり、依存=悪であるという考えが広まっている。それは芸能人などが薬物依存で逮捕された際に行う謝罪会見などメディアから広まってしまっている。だが、実際は依存症は病気として捉えるべきものであり、依存に陥るきっかけとして感情的苦痛の緩和が目的であったりと世間が思うような快楽の追求が目的ではない。
今回の講義ではこのようなことを学び、依存症に陥ってしまった人を受け入れていく社会を作らなければならないと強く思いました(浅野)。
障害のある・なし関係なく、地域で共に生きることを実感するプロジェクトです