情報理工学部情報システム工学科道満研究室の松本健一さん
天体画像の重なり領域の自動検出手法で国際会議のBest Paper Award

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発表する松本さん

 情報理工学部情報システム工学科4年生の松本健一さんが、1月6日から8日にかけて韓国・釜山で開催されたInternational Workshop on Advanced Image Technology 2016(IWAIT 2016)で研究発表を行い、Best Paper Awardを受賞しました。

■研究内容
 天体画像対から重なり領域を目視により発見することは、画像中に星が多く含まれている場合に困難であり、多くの労力が必要となります。そこで、変光星や新天体の発見を支援するために、天体画像の重なり領域を自動で検出する手法を研究しています。国際会議は、私にとって初めての口頭発表であり、英語の発表ということで大変緊張しました。発表に向けて何度も練習をしてきました。当日の発表では、会場からの質問に戸惑いましたが、活発な議論ができ、とても良い経験になりました。先生の指導のおかげでこのような賞を受賞できたことを大変うれしく思います。

(情報理工学部情報システム工学科4年 松本健一)

■指導教員の道満恵介講師のコメント
 私の研究室では、2013年に発足して以来、工学部情報工学科の目加田慶人教授の研究室と密に協力して画像処理・パターン認識に関する研究を進めてきました。今回発表した松本君の研究も目加田先生や両研究室の学生、共同研究者である高妻先生の協力を得ながら進めたものになります。これからも新しい挑戦と継続を大切にし、更に研究を発展させていきたいと思います。

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受賞を喜ぶ(後列左から)目加田教授、高妻准教授
(前列左から)佐藤さん、松本さん、道満講師

2016/01/14

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