経済学部中山ゼミ生が愛知県主催「愛知合戦ワールド」に参加
総合案内のボランティアとパンフレットを制作

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パンフレット

 11月30日、名古屋市緑区の大高緑地にて、愛知県が主催する「愛知合戦ワールド」という戦国時代テーマにしたイベントが開催されました。私たち中山ゼミはボランティアとして、愛知県産業労働部観光コンベンション課と三晃社と共に総合案内をするという重要な役割を担い、イベントのブースパンフレット制作にも携わりました。
 私たちは、これまでに取り組んできたマーケティング活動や大学生のためのマーケティング講座を通じ、グループにおいて意見を反映させ、情報共有、意志共有することの重要性を学びました。それを活かし、お客様を楽しませるために、自分たちも楽しくといった意味を込め、「楽しんでこのボランティアを取り組む」という目標を掲げました。そして、配布するパンフレットのデザインを考案するグループと、総合案内をする際のマニュアルを作成するグループの2つのグループに分かれました。

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マニュアル

 パンフレットは、誰もが見やすく、且つ面白味のあるものをコンセプトとし、情報は必要最低限のブース情報のみに絞ることで、分かりやすさを意識しました。そして、戦国時代の雰囲気を出すため、巻物や甲冑などをパンフレット内に盛り込み、背景デザインに愛知県に関連する戦国武将の家紋を用いることで、よりお客様の関心を高め面白味を感じてもらえるようなパンフレットに仕上げました。

 マニュアル制作のグループは、お客様の様々な質問に対応するため、各地からこのイベントに参加する武将隊の情報を調査しました。さらに、周辺地域のコインパーキングやコンビニエンスストアの情報や、英語と中国語の基本会話などを載せ、外国人の方々への対応も万全にして臨みました。

 このボランティアの中で、迷子の対応をする機会がありました。三晃社の方や本部と協力して保護者様を探し出し、保護者様が迎えに来るまでのお子様が泣き止むよう、一緒に遊び、お話をしました。その経験により、「報告・連絡・相談をすること」、「責任感を持つこと」の重要性を学びました。また、「武者行列のルートを教えてほしい」というお客様の質問を予想しておらず、焦ってしまうことがありました。すぐに本部と連絡をとり、お伝えすることができましたが、自分たちの対応力の未熟さを実感しました。普段から相手の立場に立って物事を考えることを意識していく事で、対応力を高められるよう努力していきたいです。

 今回のボランティアでは、お客様に元気よく接することを心掛けていました。パンフレットを配っている時やご案内をさせて頂いている際、「元気がよくて、気持ちがいいね」とい声をかけて頂きました。お手伝いした緑地内を散歩するガイドウォーキングの参加者から「楽しくウォーキングができた」「参加してよかった」という感想がありました。私たちの案内により、このイベントをお客様に楽しんで頂けたと思います。また、参加者の笑顔を見ることができ、お礼の言葉をかけて頂けて、イベントに参加できて良かったと感じました。今後は、今回得た課題や学びを無駄にすることなく、中山ゼミが一丸となり、成長できるよう精進していきたいと思います。

 今回のボランティアで機会を与えてくださった多くの関係者の方々に感謝とお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(経済学部経済学科中山ゼミ3年 若杉 隆裕)

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2014/12/22

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