オーストラリア・シドニー大学に海外ビジネス研修
「将来、海外で働くことへのイメージや意欲が湧いた」(経済学部3年・時田潤)

 

 オーストラリア生まれのオーガニック化粧品会社ジュリークへ訪問  シドニー大学の仲間と(時田さんは右側)
オーストラリア生まれのオーガニック化粧品会社「ジュリーク」へ訪問 シドニー大学で仲間と(時田さんは右側)

 

 海外ビジネス研修(オーストラリア、8/17-31)に参加しました。午前中にシドニー大学で各国からの留学生とともに英語を学び、午後は現地の日系企業を訪問し、お話を伺うという内容でした。その中で得たことは大きく3つあります。まずホストファミリーとの生活や大学での授業のなかで養われた英語のコミュニケーション力。2つ目に現地の企業訪問で社会人の方との交流を通して、自分が将来海外で働くことへのイメージや意欲が湧いたこと。3つ目にシドニーで出会った人達とのグローバルな人脈が形成されたこと。以上の項目の中で、ここでは2番目に述べた海外で働くことへの意欲について紹介したいと思います。

 企業訪問は15日間のプログラムの中で9社も伺わせてもらい、海外で働く上でのやりがいや苦労、日本を外から見て感じることをお話していただきました。また実際に現地採用の外国人と働く職場を見せていただき、英語が飛び交う風景を肌で感じることができ、日本では味わうことのできない経験となりました。そこでの対話のなかで、「海外で異文化を持つ人と働くには受け入れる能力が必要である」という言葉が特に印象的でした。そして皆さんが口を揃えておっしゃっていたのは、働く上で英語はツールの一つにすぎないということ。流暢に話すことよりも内容や熱意が大事だと教えていただきました。

 私は研修に参加する以前から海外指向はあったものの、語学力の面で自信がなく、海外で日本語以外の言語を使いながら働く将来像がイメージできない状況でした。しかし今回、シドニーで働く社会人の方に言われたことや職場を肌で感じたことで、海外で働くことにますます意欲的になったと共に、前向きに考えるようになりました。そして、まもなく本格化する就職活動に役立てていきたいと考えています。

 また何事にも積極的に取り組んだ結果、出国前はほとんど皆無だった外国人とのコミュニケーションスキルとグローバルな人脈を得たことを糧として、何事もまずは経験することに努めていきたいです。

(経済学部3年 時田 潤)

シドニーの在豪現地法人(一条工務店)を訪問 シドニーにて
シドニーの在豪現地法人「一条工務店」を訪問  

2013/10/18

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