教職課程を履修し、所定の科目の単位を修得することで、卒業時に教育職員免許状が交付されます。公立学校教員になるには教員免許状を取得するとともに、各都道府県及び政令指定都市の教育委員会が行う「教員採用選考試験」に合格する必要があります。
※ 社会福祉学専攻・国際文化専攻は取得できません。
提携校の通信課程を履修することで卒業時に下記の免許状が取得できます。
※ 履修に際して条件および学内選考等があります。また、別途学費等納付金が必要となります。下記の免許を同時に取得することはできません。
●小学校教諭2種免許状(提携校:玉川大学)
●特別支援学校教諭1種免許状(提携校:明星大学)
●高等学校教諭1種免許状〔公民〕(提携校:玉川大学)
教員採用試験は、学力試験の得点のみによって合否が決まる競争試験ではなく、教員免許状を取得している(取得見込みの)人の中から「教員としてふさわしい資質・能力を有する人材を確保する」ために、各都道府県及び政令指定都市の教育委員会が実施している選考試験です。試験の内容は都道府県(市)によって異なりますが、原則として、まず学力試験(主に教職教養・一般教養・専門科目の筆記試験)の得点が、教師としてある一定の基準に達しているかどうかが判断基準の1つとされます。そのうえで、論作文試験や面接試験(個人・集団面接・集団討論・模擬授業等)による人物評価を重要視した試験により、採用候補者の選考がなされます。したがって、受験者が選考される(合格する)ための条件として、「学力試験の得点においては、必ずある一定基準をクリア」し、さらに「人物試験では、教員として求められる資質・能力が十分に備わっていることを存分にアピールする」ことがあげられます。この2つの条件を満たして初めて選考される(合格する)のが教員採用試験であり、どちらか一方が不足していても合格できないという点が最大の特徴と言えます。
本学では、この教員採用試験に向け様々な対策を実施しています。学力試験については対策講座を準備しており、早期より受講し実力をつけることができます。人物試験(学力試験の小論文含む)では、教職経験者の指導のもと、個人では対策しにくいこの人物試験を突破できる実力を養成します。
講座名 | 概 要 | 受講料 (予定) |
教材費 (予定) |
---|---|---|---|
一般教養 | 一次試験で出題される一般教養のうち数学・理科および英語について学びます。 | 7,000円 | 1,800円 |
教職基礎 | 一次試験で出題される教職科目の基礎を中心に学びます。 | 10,000円 | 1,800円 |
教職応用 ・直前 |
一次試験で出題される筆記対策(応用編)と模擬試験がセットになっており、段階的に合格力を高めます。 | 38,500円〜42,000円 | 11,700円 |