就職を取り巻く環境

近年、就職活動のオンライン化やインターンシップの普及など、就職活動を取り巻く環境は大きく変化しています。低学年次から社会や仕事への関心や、就職活動に対する意識を持つことが必要です。

<大卒求人倍率について>

2024年卒の大卒求人倍率は1.71倍と、前年度の1.58倍から0.13ポイント上昇し、企業の新卒採用意欲は回復傾向にあります。

<就職活動のスケジュール>

※上記はあくまでイメージです。実際の期間は企業などにより異なります。

就職活動は3年生 (修士1年生) から本格化!

3年生4月~:夏のインターンシップへのエントリー開始   [マイナビ、リクナビ等から]
3年生3月~:エントリー(会社説明会予約、選考応募)開始 [マイナビ、リクナビ等から]

政府は企業の採用スケジュールとして、広報開始時期を卒業年度に入る直前の3月1日以降、選考開始を卒業年度の6月1日以降とするよう各経済団体に要請していますが、実際には早期に選考を行い3年生のうちに内々定を出す企業も存在するなど、就職活動の早期化が進んでいる傾向が見受けられます。

<就職活動選考の流れ>

就職活動では以下のような選考が課されます。キャリア支援課では、書類添削・筆記試験対策・模擬面接など、選考突破のためのプログラムを多数開催しています。

*実際の選考内容は企業により異なります。

<現在の就職活動の傾向と対策>

インターンシップへの
参加が一般的に
傾向

インターンシップとは就業体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることができる制度です。企業の実施率は68.8%、学生の参加率は90.6%*との調査もあります。参加後に早期選考に案内されるなど、採用に直結するケースもあるようです。

対策

キャリア支援課では3年生4月にインターンシップ参加方法や選考対策のガイダンスを行います。その他のキャリア支援課主催のイベントには必ず参加し、就職活動の流れに乗り遅れないようにしましょう。

*キャリタス就活学生モニター調査(2022.4)

就職活動の
オンライン化が進む
傾向

Web面接やWeb説明会など、オンライン形式のイベントに参加した学生は91.0%*と、オンラインによる採用活動が進んでいます。また、自己PR動画の提出を求めるといった新たな選考方法も拡大しています。一方で対面での説明会や面接を重視する企業も多く見られます。

対策

まずはインターネット接続環境・機器を整えましょう。キャリア支援課では、Web面接の対策講座やオンラインでの模擬面接も実施していますので積極的に利用しましょう。

*ディスコ新卒採用に関する企業調査(2022.10)

情報収集や応募は
就職情報サイトが中心に
傾向

企業情報の収集や応募は、マイナビやリクナビ等の就職情報サイトや各企業のHPを通じて行うケースが大半を占めています。就職活動に関する情報の入手先は、就職情報サイトが95.9%*と最多になっています。

対策

早期(3年生4月)に就職情報サイトに登録しましょう。中京大学ならではの求人情報やイベント情報を「キャリア・ナビ」でも紹介していますので定期的に確認するようにしましょう。

*キャリタス就活学生モニター調査(2022.10)

<数字で見る就職活動>

※ キャリタス就活学生モニター調査(2022.10)