経済学部吉野ゼミ/日経BPマーケティング社主催合同研究会「西日本インカレ2016」に出場

 経済学部の吉野裕介准教授ゼミの14人は、11月27日、大阪経済大学で行われた「西日本インカレ2016」予選会に3チーム(チームA、和み、でこぼこチーム)で出場しました。この大会は、日経BPマーケティング社が主催する合同学術発表会です。大手企業などの審査員の方々の前でゼミでの研究成果をプレゼンテーションし、直接講評、質問をいただきました。

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プレゼンする吉野ゼミの学生

 3チームはそれぞれ、リニア中央新幹線、東京オリンピック、名古屋の都市ブランド向上をテーマに調査しました。それぞれがゼミ以外の時間にも集まって議論を繰り返し、プレゼンを仕上げました。発表までに練習を重ねてリハーサルも行いました。研究は限られた時間の中でも最後まで改善を重ねましたが、情報不足や質問の対応など反省点も残りました。

 審査員の方からは、リニア中央新幹線の不安を取りあげ、それを取り除くための情報公開を訴えたチームAには「不安を取り除くことが本当に解決になるのか」、またオリンピックの成功例や失敗例を挙げて説明した和みには「成功の定義はそれでいいのか」、魅力に欠ける名古屋の都市ブランド向上や観光面での魅力を語ったでこぼこチームには「名古屋には観光以外に魅力があるのではないか」など、鋭い指摘を受けました。今回の反省点は今後に活かしていきたいと思います。

 予選会は、79チームがエントリーする大規模なものでした。そのうち9チームが決勝に進めますが、今回は惜しくも勝ち残ることはできませんでした。しかし、他大学のレベルの高いプレゼンテーションを聞くことは、私たちにとっても刺激になりました。長い期間の調査や比べものにならないほどの情報量、またさまざまな発想を聞くことにより、多くを学ぶ機会となりました。今回の反省と経験を活かし、今後は卒論などの活動に取り組んで行きたいです。

(経済学部吉野ゼミ3年 細谷真由、西川綾瀬)

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2016/12/09

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