情報科学研究科橋本研究室博士2年の秋月秀一さんが精密工学会アフィリエイトに認定
ロボットの視覚に関する研究進める

 情報科学研究科博士課程2年の秋月秀一さん(橋本研究室所属)が、精密工学会アフィリエイトに認定された。精密工学会アフィリエイトとは、精密工学分野における学術活動、実用化技術開発および精密工学会の発展に顕著な業績が見込まれる35歳以下の若手研究者・技術者に与えられる称号。2015年度は、秋月さんを含め、全国から9人が認定を受けることになり、3月16日に精密工学会春季大会(東京理科大学)で認証式が行われた。最近では学生が認定されることは少なくなっているといい、秋月さんの活動の活発さが認められた。

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認定証を受ける秋月さん

 

 私の研究テーマは、現在マスコミなどで話題になっている人工知能技術の代表例でもある、ロボットの視覚に関するものです。これまでに、ロボットのためのばら積み物体の認識技術をはじめとして、3次元センサから得られるデータから、対象物を高速かつ信頼性高く認識する手法を開発し、精密工学会をはじめとする論文誌や国際会議に成果を発表してきました。これらの研究経歴が認められ、若手研究者の代表としてこのたびアフィリエイトに認定していただき、たいへん光栄に思っています。

 今回の認定に当たっては、私の研究を発表する機会をいただいたり、有益なコメントをいただくなど、精密工学会画像応用技術専門委員会(委員長:中央大学梅田和昇教授)の関係者の皆様には多大なご支援・ご指導をいただきました。この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。

 今後は、この期待に添うように、精密工学や情報科学分野に貢献することを目標に、さらに研究活動を活発化し、学術界の発展に少しでも尽力できるような人材になれるように、努力を続けていく所存です。

(情報科学研究科 橋本研究室博士2年 秋月秀一)

2016/03/23

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