法学部京ゼミが名城大、愛大、名古屋大の4ゼミと合同ゼミ
ブラック企業や労働などテーマに意見をまとめる

 

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分科会のようす

 私たち京ゼミは6月20日に名城大学天白キャンパスにて、名城大学法学部・高松ゼミ、愛知大学法学部・入江ゼミ、愛知大学地域政策学部・今里・野田ゼミ、名古屋大学法学部・荒見ゼミと共に合同ゼミを行いました。合同ゼミでは事前に用意された課題に基づいて、初めてのチームで意見をまとめ、発表します。課題ごとに各ゼミがいくつかの班に分かれ、異なるゼミの3つの班で1つのチームを組みました。

 私たちの班は入江ゼミ、今里・野田ゼミと共に、「ブラック企業」という課題が与えられていました。課題文献には、社会問題と言われるブラック企業の実態、ブラック企業が生まれてしまった日本の雇用構造について書かれていました。課題文献を読み込み、チームの中で議論を進めた結果、雇用に関する法律や知識を義務教育期間で学ぶことにより、戦略的思考と呼ばれるブラック企業に対抗する知恵を持つことが必要であると考えました。

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全体会で発表する京ゼミの学生

 議論が白熱し様々な意見が出たためまとめるのが難しく、スライドを作る時間が足りなくなり、完成はしたものの、決して満足のいく発表ではありませんでした。しかし、初対面の他大学の学生と意見交換をし、時間がない中で協力してまとめられたという経験は、非常に有意義なものでありました。最優秀チーム賞に選ばれたのは、若者と労働の問題に取り組んだ入江ゼミ、今里・野田ゼミ、荒見ゼミの合同チームでした。

 会の最後には、各ゼミを紹介する時間が設けられ、ユニークな紹介が行われました。京ゼミでは私が発表し、少々滑り気味ではありましたが温かい拍手をいただくことができました。その後、懇親会が開かれ、同じチームのメンバーを中心に仲を深めることができました。

 今回の合同ゼミでは、初対面の人と意見を交わし1つのものを作り上げることの難しさを知りました。また他のゼミの学生のパワーポイント作成技術は非常に高く、自分との差を痛感しました。自分のパワーポイント作成技術の未熟さや、プレゼン発表の経験不足など、多くの課題が今回の合同ゼミではっきりし、通常のゼミとはまた異なった刺激を受けることができ、大変勉強になりました。今回の反省点を今後に生かすことができるように学んでいきたいです。

(法学部3年京ゼミ 鈴村 亘生)

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他チームの発表に対して 質疑する京ゼミ生
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質疑する京ゼミ生 発表後、質問に答える鈴村さん
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2015/11/06

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