情報理工学部生らが愛知デジタルコンテンツコンテストで特別賞
ゲームアプリ「煮干しパズル」を開発

ゲームアプリ「煮干しパズル」のタイトル画面 表彰者代表の村田さん(右)

 

 愛知県主催の第7回デジタルコンテンツコンテストの公開審査会および授賞式が12月20日に開催され、情報理工学部の村田賢人さん、安井良明さん、情報科学研究科の河村道広さんらがアプリ部門で特別賞「中部ゲーム産学協議会会長賞」を受賞しました。

 同コンテストは将来を担う若手クリエーターの発掘と地域産業資源の振興等を目的とし、入選作品47点(静止画27点、動画7点、アプリ13点)の中から、知事賞6点、特別賞9点の受賞作品が選ばれました。

 各受賞作品について、愛知県はホームページで紹介し、地域や関連業界での作品の二次的活用を促進しています。


◆ゲームアプリ「煮干しパズル」

部位をタッチ操作で移動させた画面

 年々減少している解剖の授業を支援するために、各臓器を場所や名前を覚えるタブレットアプリを開発しました。自分が解剖した煮干しの臓器を撮影することで、画像処理をして取り込まれた臓器パーツを、タッチパネルを使い移動させて楽しみながら臓器の位置を確認することができます。

また、このアプリは、愛知県の3箇所の児童館において金城学院大学と共同で実施したワークショップの支援アプリとして利用されました。

 身近な煮干しを用いることで、子どもも解剖を楽しく体験できる発想が評価されました。


◆受賞者のコメント
 今回のアプリとワークショップの活動に賞を頂きとてもうれしく思います。この経験を今後の研究に活かしていきたいと思います。

 (情報理工学部3年 村田 賢人)

 

左から受賞者の安井さん、村田さん、近藤さん、河村さん

2014/02/24

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