総合政策学部×株式会社豊田自動織機 必要とされる人材
総合政策学部の坂田ゼミ(担当:坂田隆文教授)は7月12日、株式会社豊田自動織機人事部労政室労務グループの山口詩織氏を招き講義を行いました。本講義は、「キャリア教育共創プログラム※」の一環として実施されました。
山口氏は、企業概要を説明したうえで人事部としての使命を伝え、自身の経歴と取り組んだ業務を紹介しました。山口氏はコロナ禍における在宅勤務制度の改定に携わり「働く人の大切さを改めて感じました」と話しました。
自身の経験を伝える山口氏
今回の講義では、山口氏と学生とのコミュニケーションに重きを置いた講義が展開され、学生から多くの質問があがり山口氏は丁寧に回答しました。「大変な仕事をしているときに意識していることは何か」という質問に対して山口氏は「一人ではない、という意識を持っています。上司への相談や周りを巻き込むなどして、自分だけが抱えることのないようにしています」と伝えました。
社会人の働く姿勢を目の当たりにした学生たちは、自分自身が社会で働くことを想像し、働くために必要なことは何かを考える時間を過ごしました。
積極的に質問する学生たち
※キャリア教育共創プログラム
産学共創によるキャリア教育(人材育成)の実践策として、中部経済連合会と連携し、企業から大学の講義へ講師派遣等を行うプログラム。
学生のコメント
現実を捉えるために
会社説明会では知ることができない、細かな部分を教えていただき、会社へのイメージが大きく変化しました。生の情報を得ることの重要性を改めて強く感じたため、今後は日常的にリアルなヒト・モノ・コトに触れることを強く意識していきます。
3年 竹村優杏
学び続ける姿
「学ぶ意欲」を持っている人がどの部署でも活躍しているとお聞きし、私も学生のうちからどのようなことにも意欲的に取り組める人になろうと思いました。そして「この人は必要な存在だ」と思われる人材であるために努力し続けます。
3年 宮田友美
「成長すること」をポジティブに
キャリアを築く上で課題に直面した際は、「成長」をポジティブに捉えることで乗り越えられるとお聞きしました。この考え方を大切にし、「成長しなければ」ではなく、「成長するのだ」というポジティブな気持ちを意識して、今後も活動に取り組んでいきます。
2年 稲葉心美
ゼミでの学びの真価
本日は企業のことや人事のお仕事についてだけでなく、就活のリアルなお話も聞くことができました。その中で、社会人に求められることは普段のゼミで学ぶことと変わらないということを再認識しました。
2年 大竹ひより
ポジティブ思考
物事をポジティブに捉えることを意識しているとお聞きし、物事の受け止め方は自分次第であると気づくことができました。どのような状況でも、その事柄の良い側面を見つけ、前向きな姿勢を持って取り組んでいきます。
2年 三島愛理