本学を含む愛知県内の6大学と名古屋銀行が連携協定
「就業体験型」「企画体験型」「営業体験型」の3プログラムが5月にスタート
地域社会の発展と相互の人材育成を目的に、本学を含む愛知県内の6大学(愛知、愛知淑徳、名古屋学院、南山、名城)と名古屋銀行が2月23日、「連携・協力に関する基本協定」を締結した。調印式には北川薫本学学長ら6大学の学長(代理含む)と、名古屋銀行の中村昌弘頭取が出席し、集まったマスコミ11社を前に、学生のキャリア支援につながる取り組み、地域社会に貢献する取り組みとして、連携・協力していくことを誓った。
北川学長は挨拶で「名古屋銀行とは、2008年にビジネススクールの大学院ビジネス・イノベーション研究科と産学連携推進協定を結んでいる。これまで大学院生と中小企業診断士の資格を持つ本学教員が企業課題の解決につとめてきた。今回は学部との連携。地元の企業と密着し、地元をベースにしながら世界に飛び出す人材育成につながることを期待している」と述べた。中村頭取は「『地域社会の繁栄に奉仕する』という社是を実践するためにも、6大学とタッグを組み、様々なプログラムに取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
北川学長 |
中村頭取 |
連携協力は2015年5月にスタート。「就業体験型」「企画体験型」「営業体験型」の3つのプログラムを実践していく。
●就業体験型プログラム
長期の有償型インターンシップで、ビジネスマナー、銀行用語の研修を経て、営業店のロビーマネージャーとして勤務する。
●企画体験型プログラム
消費者の立場からサービスの改善やプロモーションの企画立案を行う。提案内容についてコンペを行い、可能な施策は運営に取り入れていく。
●営業体験型プログラム
講義とフィールドワークにより、コミュニケーション力、交渉力などを学ぶ。「銀行営業とは何か」などを受講した後、銀行営業を模擬体験する。
調印式会場には多くのマスコミが詰めかけた |