法実践プログラム(LPP)

法実践講義Ⅲ-2(日本の危機管理・国際平和協力)

この授業では、最初に、国際関係論(International Relations:IR)の主要課題である日本の危機管理と国際平和協力に関する基礎知識を学んだ後に、国家公務員・地方公務員・弁護士・民間企業コンサルタント、そして民間研究所研究員のご経験もある教養教育研究院准教授の本多倫彬先生といった、実際に日本の危機管理及び国際平和協力を実践してきた講師がそれぞれの関係する分野の現状と課題に関する講義を行い、授業内容に関する理解を深めさせました。

なお、2022年度の外部講師は以下の方々でした(授業回順:ご所属は授業当時のものです)。

  • 山本恭平さん(東京海上ディーアール株式会社)
  • 川口貴久さん(東京海上ディーアール株式会社)
  • 青山幸久さん(愛知県 防災安全局 防災部 防災危機管理課)
  • 大野祥子さん(愛知県 防災安全局 防災部 災害対策課)
  • 井手隼人さん(海上保安庁 警部救難部 国際刑事課 海賊対策室)
  • ラジャイ麗良さん(内閣府 国際平和協力本部 国際平和協力研究員)
  • 松木政憲さん(防衛省 自衛隊 愛知地方協力本部 名古屋出張所)
  • 徳永学さん(防衛省 自衛隊 愛知地方協力本部 名古屋出張所)
  • 高橋佑斗さん(防衛省 自衛隊 愛知地方協力本部 名古屋出張所)
  • 田中登さん(防衛省 統合幕僚監部 参事官)
  • 川口創さん(弁護士)

なお、本授業の一部は対面で行いました。また、一部の授業は本学と外部講師の職場をオンラインで接続して実施しました。

履修者の感想(一部抜粋)

  • 本講義を受けて良かった点は、前線で活躍している方々から話を聞くことによって危機管理について通常よりも深い視点で理解することが出来た点である。他国で戦争が起こり、日本にどのような被害が及ぶかわからない中でどのような対策が出来るのか、どのような課題があるのかなどを学ぶことが出来た。
  • 本授業において良かった点は実務家のお話を聴くことが出来たという点である。というのも実際にご活躍されている実務家のお話を聞くことでより危機管理について、国際平和協力に関する知識を深く理解することが出来たからである。またご活躍されている方々のお話を実際に聞けるという点において他の科目にはない大きな強みである。
  • 本授業では様々な立場の方のお話を伺うことができます。「危機管理」という1つのテーマに対し、企業(サイバー等)や災害、安全保障等から日本の現状や課題を学ぶことができるのみではなく、更にそのジャンルの内で異なる立場や考えをもつ方のお話を伺うことができます。国際平和協力についても同様です。現場で活躍されている方のお話を伺うことで、授業前は理解していなかった内容については基本的知識から深い知識まで幅広い理解ができます。一方、授業前からある程度理解していた内容ではさらに深い理解ができるだけでなく、これまでとは異なる印象や理解を得ることができます。社会的事象に対し、専門的知識をもとに多角的視点をもって論理的に考える力を実践的に身に着けられる点が他授業にはない強みであるといえます。
  • 本講義において、実務家の方から実際に経験したことや昨今問題となっている様々な問題をどのように捉えているのかについてお聞きして、自分の考えを持ったり、考えを見つめ直したりすることができた。また、公務員志望でなくても将来役立つ危機管理の方法について学ぶことができたため、有意義な講義であった。本講義は、公務員志望だけでなく民間志望が履修しても得られることが多い講義であるため、多くの人に受講を薦める。

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